ユアン・マクレガーが不思議な旅を経験するファンタジック・ロマンス!監督は独自の世界観で描くファンタジーを得意とするティム・バートン。父と息子の和解がテーマである本作は、彼の父が前年に亡くなっていることから彼自身の親子の物語とも受け取れます。タイトルの「ビッグ・フィッシュ」は「誰も信じないホラ話」という意味があります。
《基本情報》
- タイトル:ビッグ・フィッシュ
- 原題:Big Fish
- 製作:アメリカ
- 公開:2003年12月10日(日本:翌年5月15日)
- 上映時間:125分
- 配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
《あらすじ》
出産間近の妻とパリで幸せに暮らすジャーナリストのウィル・ブルーム。彼の父エドワードは自分の人生を幻想的でマジカルな話として語り、聞く人を魅了し楽しい気分にさせる名人だった。ウィルも子どもの頃はそんな父の話を聞くのが大好きだった。
しかし3年前の自分の結婚式で喧嘩して以来、父とは不和が続いていた。そんなある日、母から父の病状が悪化したとの報せを受け、ウィルは妻を連れて実家へと向かう。しかし、病床でも相変わらずホラ話を繰り返す父と、父の本当の姿を知りたいと願う息子の溝はなかなか埋まらなかった…。(TSUTAYA)
《キャスト》
- エドワード・ブルーム(ユアン・マクレガー/現代:アルバート・フィニー)…
- ウィル・ブルーム(ビリー・クラダップ)…エドワードの息子
- サンドラ・ブルーム(アリソン・ローマン/現代:ジェシカ・ラング)
- ジェニファー・ヒル/魔女(ヘレナ・ボナム=カーター)
- ジョセフィーン・ブルーム(マリオン・コティヤール)
- 巨人カール(マシュー・マッグローリー)
- ミルドレッド(ミッシー・パイル)
- エージェント(ディープ・ロイ)
- ベネット医師(ロバート・ギローム)
- ノザー・ウィンズロー(スティーヴ・ブシェミ)
- エーモス・キャロウェイ団長(ダニー・デヴィート)
▶ 実はあの人も出演していた!?
魔女の噂を聞きつけ度胸試しをする子供達の中に、可愛らしい少女だった頃のマイリー・サイラスの姿が!父親がミュージシャンだったこともあり、幼少期から子役として芸能活動をしていました。
マイリーといえば、ディズニーチャンネルの人気ドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」で一躍ティーンのカリスマ的スターに。ディズニー卒業後もそのスター性に加え、奇抜なファッションや驚きの行動など進化した姿を見せ、ファンをを常に楽しませてくれる(いい意味で)問題児に成長しました。
《スタッフ》
- 監督:ティム・バートン
- 脚本:ジョン・オーガスト
- 原作:ダニエル・ウォレス『ビッグフィッシュ - 父と息子のものがたり』
- 製作:ブルース・コーエン、ダン・ジンクス、リチャード・D・ザナック
- 製作総指揮:アーン・シュミット
- 音楽:ダニー・エルフマン
- 撮影:フィリップ・ルースロ
- 編集:クリス・レベンゾン
《予告編》
(YouTube/akirazz2006)
《インタビュー映像》
※ 動画自体は日本語字幕付ではありません。YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。少々正確性に欠ける日本語字幕ですが解読しながらでも。
▶ 監督&ユアン・マクレガー、ビリー・クラダップのトーク番組出演(約10分)
(YouTube/Manufacturing Intellect)
▶ アリソン・ローマンのインタビュー『Meet The Stars』(5分18秒)
(YouTube/Hollywood Archive)
《鑑賞する》
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《レビュー》
※ ちょっとネタバレあり。
曲からしてティム・バートンの世界。映画『シザーハンズ』を思わすファンタジーで心癒され泣ける音楽です。本作は、彼の監督作『チャーリーとチョコレート工場』と同様、「父と子のものがたり」という根底にあるテーマです。
物語ももちろん感動的で、ファンタジーではあるものの「父と子のすれ違い」という共感できるテーマで、リアルな人間模様も描かれています。親子に限らず、その人やモノの大切さに気付くのは大抵、それを失ったときです。この映画で、失う前に自分の大切な何かに気付けるか、という自分への課題を考えさせられる一本です。
あまりに不思議な出来事に、お話好きな父エドワードの作り話と思っていた息子ウィル。しかし、エドワードの葬儀に現れたお話の中に現れたユニークな登場人物が参列するという素敵なラストでした。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「ビッグ・フィッシュ」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
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