『レイダース』の続編は、1年前の話に遡り、インディとショーガールと少年の3人が、村から消えた子供達を探し救い出すまでの冒険を描きます。『スター・ウォーズ』シリーズのS・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、ハリソン・フォードのトリオが贈る、アドベンチャー超大作『インディ・ジョーンズ』シリーズ第2段。アカデミー賞視覚効果賞を受賞しました。
《基本情報》
- タイトル:インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
- 原題:Indiana Jones and the Temple of Doom
- 製作:アメリカ
- 公開:1984年5月23日(日本:同年7月7日)
- 上映時間:118分
- 製作会社:ルーカスフィルム
- 配給:パラマウント映画(日本:CIC)
《あらすじ》
1935年、考古学者インディは上海のギャングとの取引が決裂しトラブルに陥る。その場に居合わせた歌手ウィリー、相棒の少年ショート・ラウンドと共に飛行機で追っ手から逃れるが、その飛行機はギャングの関連会社のものだった。策略により燃料を排出された飛行機はインディたちを残して墜落させられ、辛くも脱出した彼らはインドへとたどり着く。
インディたちが、偶然出会った老人に小さな村へ案内されると、そこは井戸が干上がり食べるものもままならない状態で、奇妙なことに子供が一人もいなかった。
村にはシヴァ・リンガと呼ばれる秘石が祭られていたが、邪教集団に奪われ、村の子供も連れ去られたという。 老人から「救世主」だと言われたインディたちは、サンカラ・ストーンと子供たちを取り戻すため、邪教集団の根拠地だという、かつてマハラジャが支配していたパンコット宮殿へと向かう。
無人の筈のパンコット宮殿には新マハラジャであるザリム・シンが即位しており、煌びやかにインディたちを歓待する。しかしその夜、インディが隠し通路を見つけ、宮殿の地下に潜入。洗脳や人の生贄の心臓を抉り出す邪教の密儀を目撃。モラ・ラムは、村の子供たちを奴隷にし、残り2つの『サンカラストーン』を捜索、同時に資金源となる宝石を採掘していた。
《キャスト》
- インディ(ハリソン・フォード)…有名な考古学者、無類の冒険家
- ウィリー(ケイト・キャプショー)…上海のクラブ「オビ=ワン」の歌姫
- ショート(キー・ホイ・クァン)…インディの相棒の少年
- モラ・ラム(アムリッシュ・プリ)…邪神カーリーを崇拝する邪悪な教団「サギー教」の司祭
- チャター・ラル(ロシャン・セス)…マハラジャに仕えるパンコット宮殿の宰相
- フィリップ・ブランバート(フィリップ・ストーン)…イギリス軍大尉
- ラオ・チェ(ロイ・チャオ)…「犯罪王」と呼ばれる上海暗黒街のボス
- ウー・ハン(デヴィッド・ヴィップ)…インディの友人
- カオ・カン(リック・ヤング)…ラオの息子
- チェン(チュア・カー・ジョー)…ラオの息子
- シャーマン(D・R・ナーナヤッカーラ)…インドの村「メイアプール」長老、インディの依頼主
- マハラジャ ザリム・シン(ラジ・シン)…パンコット宮殿の若き王、洗脳された村の子供
《スタッフ》
- 監督:スティーヴン・スピルバーグ
- 脚本:ウィラード・ハイク、グロリア・カッツ
- 原案:ジョージ・ルーカス
- 製作:ロバート・ワッツ
- 製作総指揮:ジョージ・ルーカス、フランク・マーシャル
- 音楽:ジョン・ウィリアムズ
- 撮影:ダグラス・スローカム
- 特撮:デニス・ミューレン、ILM
- 編集:マイケル・カーン
- 美術・プロダクションデザイン:エリオット・スコット
- アートディレクション:ロジャー・ケイン、アラン・キャシー
- セット制作:ピーター・ホーウィット
- 衣装デザイン:アンソニー・パウエル
▶ 監督、ヒロインを娶る!?
本作の監督である巨匠スティーブン・スピルバーグは、本作のオーディションで運命の出会いを果たしました。
本作のヒロインであるケイト・キャプショー(1953年11月3日生まれ)は、教師をしていましたが、女優の夢を諦めきれずNYへ。昼ドラの役を掴んだ後、本作のヒロインを勝ち取り映画女優デビューをしました。
スピルバーグとケイトは、本作のオーディジョンで出会い1991年に結婚。5人の子供を授かりました。さらに、ケイトには前夫との間に娘ジェシカがおり、スピルバーグ作品である2002年公開の映画『マイノリティ・リポート』のエヴァンナ役など女優として活動しています。
《予告編(ワンシーン)》
▶ 字幕版
※ 音を出さずに見たい方は字幕版をおすすめします。
(YouTube/YouTube ムービー)
▶ 日本語吹替版
(YouTube/YouTube ムービー)
《メイキング映像》
※ 動画自体は日本語字幕付ではありません。YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。少々正確性に欠ける日本語字幕ですが解読しながらでも。
(YouTube/Daniel Markert)
《鑑賞する》
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《レビュー》
私が生まれて初めて観てハマった映画は、何を隠そう本作です。前作はその後に観たので、インディ・ジョーンズが大きな岩玉に追いかけられる有名なシーンがTVで紹介されたとき、「あれ?こんなシーンなかったよな」と思っていました。その後、シリーズを通してお気に入りの作品となっています。
今作は、口うるさいヒロインに、ヤンチャでませた少年と共に冒険が繰り広げられます。何の罪もない村の子供達を奴隷にするなんて最低な悪党ですね。洗脳や残酷な生贄の儀式もトラウマものです。予告編としても紹介した、大きな橋が落ちて悪の手下たちが崖を落ちていきワニに食べられてしまうシーンも衝撃的です。
煌びやかにおもてなしされるのは良いですが、食事はスープに目玉が入っていたりと不気味なものばかり。さらには、人を洗脳し、生贄の心臓を抉り出し火の海に放り込む邪悪な儀式も印象深いです。一瞬ですが、ヒーローであるインディまで洗脳されてしまうのは、物語が面白くなるミソですね。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
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ではまた!
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