ピーター・パーカーの親友がスパイダーマンを恨む羽目になってしまう、アメコミヒーロー実写化「スパイダーマン」第2段!前作はノミネートのみに終わりましたが、本作で最先端のVFXが高く評価され、第77回アカデミー賞において視覚効果賞を受賞しました。
《基本情報》
- タイトル:スパイダーマン2(原題:Spider-Man 2)
- 製作:アメリカ/公開:2004年7月
- 上映時間:127分(エクステッド版136分)
- 製作会社:コロンビア映画、マーベル・エンターテインメント、ローラ・ジスキン・プロダクションズ
- 配給:SPE/コロンビア映画(日本:SPE)
《あらすじ》
グリーン・ゴブリンとの死闘から2年。ピーターはスパイダーマンとして活躍しながら大学にも通っていた。しかしヒーロー稼業の忙しさゆえに大学は落第寸前。ピザ屋のバイトもクビになった。さらに、ゴブリンの一件以来、MJやハリーとの関係もぎこちなくなっていた。
ある日、ピーターはハリーの紹介で尊敬する科学者オットー・オクタビアスと出会う。ハリーは父ノーマン亡き後、オズコープ社の社運を賭けた核融合プロジェクトを仕切っており、その中心人物がオクタビアスだったのだ。オクタビアスはピーターにとってまさに理想の存在だった。
翌日、オクタビアスが観衆の前で核融合のデモンストレーションを行う。彼は脊髄に人工知能を搭載した金属製のアームを直結させる。実験は順調に進んでいたが、実験装置に過負荷がかかり、強力な磁場が発生した。会場は粉々に破壊され、観衆はパニックに。スパイダーマンの活躍で最悪の事態は免れたが、オクタビアスの妻ロージーが命を落とす。
オクタビアスも意識不明となり病院に運ばれるが、事故で制御チップを失ったアームの人工知能が覚醒し、医師達を虐殺して逃亡。思考をアームに支配されたオクタビアスは「ドック・オク」と化し、実験装置の再建をもくろみ資金調達のため銀行を襲撃する。
一方、ヒーローとしての使命に迷いが生じていたピーターは超人的な力が消え始める。苦悩の末、ピーターは遂にスパイダーマンを引退することを決意する。
《キャスト》
- ピーター・パーカー(トビー・マグワイア)…コロンビア大学物理学専攻、スパイダーマン
- メリー・ジェーン・ワトソン"MJ"(キルスティン・ダンスト)…ヒロイン、ピーターの隣人
- ハリー・オズボーン(ジェームズ・フランコ)…ピーターの親友、亡き父の会社を仕切る
- オットー・オクタビアス(アルフレッド・モリーナ)…科学者、ドクター・オクトパス
- メイ・パーカー(ローズマリー・ハリス)…ピーターを育てた叔母
- ロージー・オクタビアス(ドナ・マーフィー)…オットーの妻
- J・ジョナ・ジェイムソン(J・K・シモンズ)…スパイダーマンを追う新聞会社の編集長
- ノーマン・オズボーン(ウィレム・デフォー)…ハリーの父、グリーン・ゴブリン
▶ サム・ライミ監督の実の弟も出演
「スパイダーマン」3部作に登場するタブロイド紙の編集長の下で働く眼鏡の男ホフマン役は監督の実の弟テッド・ライミです。他にもサム・ライミ監督作品に多く出演しています。
ライミ兄弟はエンターテイナーで、次男イヴァンは脚本家、三男サムは監督・脚本・映画プロデューサー、そして、四男テッドは俳優・声優として活躍しています。
《スタッフ》
- 監督:サム・ライミ
- 脚本:アルヴィン・サージェント
- 原案:アルフレッド・ガフ、マイケル・シェイボン、マイルズ・ミラー
- 原作:スタン・リー、スティーヴ・ディッコ
- 製作:アヴィ・アラッド、ローラ・ジスキン
- 製作総指揮:ジョセフ・M・カラッシオロ、スタン・リー
- 音楽:ダニー・エルフマン
- 主題歌:アナ・ジョンソン「ウィ・アー」
- 撮影:ビル・ポープ
- 編集:ボブ・ムラウスキー
《予告編》
※ 日本語字幕はありません。
(YouTube/EIbrandedcontent)
《メイキング・NGシーン》
※ 日本語字幕付きです。ただ、少々音連れがあります。
(YouTube/U-K Detective)
《鑑賞する》
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《レビュー》
本作公開直前に映画館へ行った際、本編前に流れる予告編の中に本作も含まれていました。ハリーがスパイダーマンのマスクを脱がせるシーンで「あっ!」と驚いている若い女性客がいたことを覚えています。
ヒーローはつらい…(´ω`*) ピーターとしての普通の人生が奪われ、MJや親友ハリーと距離が生まれてしまいました。尊敬する憧れの科学者オクタビアス博士がドック・オクになってしまい戦いを繰り広げる一方で、彼らとの関係性もどう展開されていくのかもポイントの一つといえますね。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「スパイダーマン2」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
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