霊感のある少年を演じたハーレイ・ジョエル・オスメントを天才子役と決定付けた、ブルース・ウィルス主演のホラー映画です。監督・脚本M・ナイト・シャラマンのカメオ出演や、本作冒頭に映し出される主演ブルース・ウィルス本人からのメッセージにも注目ですよ。
《基本情報》
- タイトル:シックス・センス(原題:The Sixth Sense)
- 製作:アメリカ/公開:1999年
- 上映時間:130分
- 製作会社:スパイグラス・エンターテインメント、Kennedy/Marshall
- 配給:ブエナ・ビスタ(日本:東宝東和)
《あらすじ》
ある日、一流の小児精神科医マルコム・クロウの自宅に、10年前の少年期にカウンセリングを施したビンセント・グレイという青年が現れる。ビンセントは「自分を救ってくれなかった」と、マルコムに発砲した直後に自殺した。彼を救えなかったと思い知らされる。
1年後、マルコムは妻から無視される理由が理解できず、彼の妻との間に隔たりが生まれていると感じていた。妻は別の男とささやかな愛情を育み、それに反して省みられず苛立つ日々に自信を失い、マルコムは苦悩と悲しみに暮れる。
そんな中、マルコムは少年コール・シアーと出会う。マルコムは、コールの姿にビンセントを重ね、コールの力になろうと決意する。コールはマルコムに対して徐々に心を開き、やがて隠していた秘密を打ち明ける。彼は死者が見えてしまう「第六感(霊感)」に怯え続け、学校中では「化け物」と異端児扱いされ、事情を知らない母親ともすれ違っていた。
当初は幽霊の存在に懐疑的だったマルコムも、やがてコールの言葉を受け入れるようになり、死者がコールの前に現れる理由を共に探り始めるようになる。
《キャスト》
- マルコム・クロウ(ブルース・ウィリス)…第一線で活躍する小児精神科医
- コール・シアー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)…死者が見える「第六感」に悩む少年
- アンナ・クロウ(オリヴィア・ウィリアムズ)…マルコムの妻
- リン・シアー(トニ・コレット)…コールの母
- ヴィンセント・グレイ(ドニー・ウォルバーグ)…10年前、マルコムの患者だった青年
- キラ・コリンズ(ミーシャ・バートン)…コールに助けを求める少女の霊
▶ 監督・脚本のM・ナイト・シャラマンも出演
当時、監督が役者として自作にちゃっかり出演するケースがちょくちょくありました。本作の監督・脚本を担当しているM・ナイト・シャラマンは、子供の頃ドクターになりたかったということもあり、作中ではヒル医師役で出演しています。
デビュー作から3本目の作品にして2度目の出演。当初はもっと長く出演する予定でしたが、自身の演技に納得できず大幅にカットされたそうです。しかしながら、彼はその後も自作映画の大半に出演しています。
2017年公開された監督作「スプリット」でも、およそ10年ぶりにカメオ出演しており、ラストシーンではブルース・ウィルスも登場していますよ。
《スタッフ》
- 監督・脚本:M・ナイト・シャマラン
- 製作:フランク・マーシャル、キャスリーン・ケネディ、バリー・メンデル
- 製作総指揮:サム・マーサー
- 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
- 撮影:タク・フジモト
- 編集:アンドリュー・モンドシェイン
《予告編》
(YouTube/my600306)
▶ 本作の冒頭の主演ブルース・ウィルスからお願い
《鑑賞する》
アマゾンや楽天市場など、DVD・Blu-rayや配信サービスのレンタル・購入によって視聴可能です。 (リンク先は、できるだけ送料無料の新品商品ページを選定しています)
★ Amazonで商品を確認 ➤➤ 【DVD】2,680円/【Blu-ray】2,082円
★ 楽天市場で商品を確認 ➤➤ 【DVD】1,869円/【Blu-ray】2,625円
▶ 配信サービス
TSUTAYAやアマゾンPrimeVideoなど、有料もしくは無料(見放題)で視聴可能なほか、ダウンロード(購入)もできますよ。 YouTubeでも1,500円から視聴できます。
Amazonプライム会員になるとPrimeVideoで映画やドラマがお得に楽しめます。本作は、字幕版のみがあり、有料(199=2,000円)で視聴できますよ。
★ 視聴を開始する ➤➤ 【吹替版】/【字幕版】199~2,000円
《レビュー》
クライマックスまで衝撃の事実には気づきませんでしたね。冒頭でマルコムが打たれるシーンをいつの間にか受け流していることも、ラストで「そうだったのか!なるほど、だから…」と驚かされるわけですね。
初見は子供の頃だったのでレストランなどで奥さんに無視されるシーンなど、あまり理解できませんでした。しかし、成長してから改めて、衝撃の結末が分かっている状態で観ると、作中、真実に繋がるヒントが随所に散りばめられていることに気づきます。マルコムの妻やコールが白い息を吐いていたり、マルコムがモノを直接触って動かすシーンがなかったり。
改めて面白い映画だなと思いました。怖いだけではなく、登場人物各々の悩みや葛藤、悲しい真実があり、感動できる映画といえますね。
▶ 関連記事
というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「シックス・センス」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
0コメント