ミラ・ジョヴォヴィッチが自分を含めて人の顔を認識できない症状に苦しみ、側にいるかもしれない連続殺人鬼の顔が識別できない恐怖と戦うミステリー・サスペンスです。カナダのアトランティック映画祭で初上映されましたが、本土アメリカでは公開されず、日本では公開されたスリリングな面白い作品ですよ。
《基本情報》
- タイトル:フェイシズ
- 原題:Faces in the Crowd(直訳:人混みの中の顔)
- 製作:アメリカ、フランス、カナダ
- 公開:2011年6月16日(日本:翌年5月12日)
- 上映時間:102分
- 製作会社:Minds Eye Entertainment、Frantic Films、Radar Films、Forecast Pictures 他
- 配給(日本):日活
《あらすじ》
小学校で教師をしているアンナは、恋人ブライスとの結婚を間近に控え、幸せな毎日を過ごしていた。だがある晩、友人たちと酒を飲んだ帰り、巷を騒がしている連続殺人鬼「涙のジャック」が女性を殺害している姿を目撃してしまう。
なんとかその場から逃げ去ろうとするアンナだったが、殺人鬼に存在を覚られてしまう。アンナの必死の抵抗も空しく、殺人鬼は彼女をナイフで切りつけ、川に突き落とし去っていく。しかし、アンナは奇跡的に命を取りとめていた。
担ぎ込まれた病院のベッドで昏睡状態から目覚めた彼女だったが、その目の前に現れたのは見ず知らずの人々だった。ところが、その人々こそ、彼女の恋人ブライスと、友人のフランシーンとニーナだった。実はアンナは事件のショックで相貌失認に陥ってしまい、自分を含めた人の顔を認別できなくなっていたのだ。
これにより、殺人鬼の顔すら思い出せなくなったアンナは、いつ殺人鬼に襲われるかもしれないという恐怖から、精神に異常を来たし始める。
《キャスト》
- アンナ・マーチャント(ミラ・ジョヴォヴィッチ)…小学校教師、恋人のブライスと同棲中
- サム・ケレスト(ジュリアン・マクマホン)… 事件の担当刑事、唯一アンナが顔を忘れない人物、髭が特徴的
- エリック・ラニヨン(デヴィッド・アトラッキ)… プロファイラー
- ブライス(マイケル・シャンクス)…アンナの同棲中の恋人
- ランゲンカンプ医師(マリアンヌ・フェイスフル)…精神神経科医、実は耳が不自由
- フランシーン(サラ・ウェイン・キャリーズ)…アンナの親友、連続殺人鬼の被害者
- ニーナ(サンドリーヌ・ホルト)… アンナの親友、男遊びが激しい
《スタッフ》
- 監督・脚本:ジュリアン・マニャ
- 製作:ジーン=チャールズ・レヴィ、ケヴィン・デウォルト、クレマン・ミゼレ
- 製作総指揮:ミラ・ジョヴォヴィッチ 他多数
- 音楽:ジョン・マッカーシー
- 撮影:ルネ・オオハシ
- 編集:アントワーヌ・ヴァレイユ
《予告編》
(YouTube/シネマトゥデイ)
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《レビュー》
自分の顔も相手の顔もわからないって怖いしストレス溜まりますよね。我々はどうしても相手を見た目で結構判断しているところがあります。初対面なら「良い人そう」「優しそう」「強面」「意地悪そう(性格悪そう)」とか、知り合いなら「この顔は恋人」「この顔は親友」と外見は人物を識別するための重要な情報源です。
殺人鬼の存在に怯えるだけでも精神やられるのに、顔がわからないとなると、いつ目の前に味方の振りをして近づいてくるかもわかりませんから、無防備な中で恐怖に怯えなければなりません。相貌失認を上手く使った面白いサスペンス映画です。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「フェイシズ」を観てみてくださいね。
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ではまた!
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