ジム・キャリーのコメディ映画「マスク」から、およそ10年経って続編が登場しました! 前作のラストシーンで川に捨てられたマスクが、新たな持ち主の手に渡り子供ができちゃいます。しかも今回の敵は"神"!? 前作よりもハチャメチャ感がパワーアップして、マスクの周りの人々もハチャメチャなキャラクター揃い。家族で楽しめるコメディ映画ですよ。
《基本情報》
- タイトル:マスク2/原題:Son of the Mask
- 製作:アメリカ、ドイツ/公開:2005年
- 上映時間:96分
- 配給:ニュー・ライン・シネマ(日本:東映 / ギャガ)
《あらすじ》
アニメ作家志望のティムはある日、愛犬オーティスが川で拾ってきたマスクを着けると、ハイテンションなグリーンマン"マスク・ティム"に変身する。全く盛上がらないパーティーにて、減らず口に摩訶不思議なコスプレやダンス、歌を展開し、会社の仮装パーティを大いに盛り上げる。
そのまま家に飛んで帰り、妻トーニャと情熱的な一夜を交わし、9か月後にマスクの子としてアルビーが誕生する。人間離れした能力を持つ我が子の子育てに振り回されるわ、仕事のスクラップに苦戦するわでティムは大忙し。
そんな中、本来のマスクの持ち主である最高神オーディンの末っ子「災いの神ロキ」が現れマスクの引き換えに息子アルビーを連れ去ってしまった。ティムは仕事から帰ってきたトーニャとオーティスと共に、再びマスク・ティムに変身してアルビーの救出に向かう。
《キャスト》
- ティム・エイブリー/ティム・マスク(ジェイミー・ケネディ)…アニメ作家志望の青年
- ロキ(アラン・カミング)…災いの神、マスクの持ち主最高神オーディンの末っ子
- トーニャ(トレイラー・ハワード)…ティムの妻、アパレル会社の取締役
- アルビー(リアム&ライアン・ファルコナー/声:モナ・マーシャル)…ティムとトーニャの息子
- オーティス(ベアー/声:リチャード・ホーヴィッツ)…ティムの愛犬(オス)、マスクを拾った
- オーディン(ボブ・ホスキンス)…アース神族の最高神、ロキにかなり厳しい父親
▶ 劇場版日本語吹替
劇場版の日本語吹替では人気タレントがメインキャラクターの声を演じていますよ。主人公ティム役はお笑いコンビ・ココリコの田中直樹、宿敵ロキ役にはココリコの遠藤章造、そしてティムの妻トーニャ役はベッキーです。
さらに、甲高い声とかなり個性的なキャラクターで、後に知られるようになった声優・金田朋子が、マスクの赤ん坊アルビーの声を演じていますよ。
《スタッフ》
- 監督:ローレンス・グーターマン
- 脚本:ランス・カゼイ
- 製作:エリカ・ハギンズ、スコット・クルーフ
- 製作総指揮:ケント・オルターマン、トビー・エメリッヒ、ボー・マークス、マイク・リチャードソン、ミシェル・ワイス
- 音楽:ランディ・エデルマン
- 撮影:グレッグ・ガーディナー
- 編集:マルコム・キャンベル
《予告編》
(YouTube/YouTube ムービー)
《前作との繋がり》
前作(1994年)の続編(2005年)とはいえ、キャストは一新されストーリーも前作との関わりは全く感じられません。しかし、僅かながら前作の面影を感じさせる設定が実はあるんです。
しかし、本作の物語冒頭で、ロキがマスクを探すために訪れた美術館のある街は、前作の舞台であったエッジシティです。さらに、前作のラストシーンで主人公スタンリー・イプキスが川にマスクを捨てて終わります。そして、ティムの愛犬オーティスが川からマスクを拾うという設定になっています。さらに、
《鑑賞する》
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《レビュー》
タレントの吹き替え版は、例え役者でも違和感が出てしまい本編に入り込みづらい場合が多いので、個人的にはあまり好きではありません。しかし、本作ではココリコの2人に関してはなかなか上手だったと思います。ベッキーは残念ながら…(*_*;
本編の内容に関しては、前作に比べて、よりアニメ感が増しており、子供向け度がアップしているように感じました。個人的な意見ですが、前作には及ばない作品といえ、世間的にもヒットするような結果でもなく、注目もあまりされませんでしたね。辛うじて、タレントが吹き替えているという点は注目されていたようですが…。
大人が見る映画としてはあまりおすすめできませんが、幼い子供がいる家族や前作「マスク」が好きな映画ファンには楽しめる作品といえますね。
▶ 前作「マスク」の記事
というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「マスク2」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
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