ウィズリー・スナイプス演じるヴァンパイアと人間の混血種ブレイドが、街を脅かすヴァンパイアをハントするアクション映画です。ゲームにもなったマーベル・コミック「ブレイド」を映画化したシリーズ3部作の1作目です。
《基本情報》
- タイトル：ブレイド(原題：Blade)
- 製作：アメリカ／公開：1998年(日本公開：1999年5月)
- 上映時間：120分／区分：GP-12
- 配給：ニュー・ライン・シネマ(日本：日本ヘラルド)
《あらすじ》
地下の闇に潜むヴァンパイアが人間との共存関係を築いているが、それを知る者は少ない。
ヴァンパイアに噛まれた妊婦から産まれた混血種の黒人青年ブレイドは、日の下でも歩けるため「デイ・ウォーカー」と呼ばれた。彼は、人間の老人ウィスラーと共にヴァンパイアハンターとして活動し、ヴァンパイアたちに恐れられる存在だった。
一方、純血のヴァンパイアではない若き野心家フロストは、古文書「マグラの書」を解読し、無敵の力を得て自らを頂点としたヴァンパイアによる世界制覇を企んでいた。
こうして、ブレイドとフロスト一派との激闘が幕を開ける。
《キャスト》
- ブレイド(ウェズリー・スナイプス)…ヴァンパイアに噛まれた妊婦から産まれた子
- フロスト(スティーヴン・ドーフ)…人間からヴァンパイアになった野心家
- ウィスラ(クリス・クリストファーソン)…ブレイドを支える父的な存在
- カレン・ジェンソン(ウンブッシュ・ライト)…ヒロイン、女医、ヴァンパイアに噛まれた
- クイン(ドナル・ローグ)…フロストの手下、しょっちゅう腕を切られては再生している
- ドラゴネッティ(ウド・キア)
- シャーロット(エミリー・ハースト)
- マーキュリー(アーリー・ジョバー)
- ラクウェル(トレイシー・ローズ)
▶ お騒がせアクションスター!?
主人公ブレイドを演じるウィズリー・スナイプス( 1962年7月31日生)は、本作で製作にも携わっています。
幼少期から武道を特技とし、大学を演劇専攻で卒業した後、ブロードウェイの舞台に立ちます。その後、マイケル・ジャクソンのヒット曲「BAD」のMVや数々の映画に出演し、今や人気の高いアクションスターの一人となりました。
一方、私生活では波乱を経験しています。2008年、所得税の虚偽申告による脱税容疑で告発され禁固3年の実刑判決が下りました。判決後、スナイプス側の不服申し立てによる上訴の結果を待つ間、一時的に出国が許可され俳優業を精力的に継続していましたが、結局、2010年にペンシルベニア州のマッキーン連邦刑務所に収監されました。
出所後の現在は、映画「エクスペンダブルズ3」など、俳優として再び復帰を果たしていますよ。
▶ インディーズ俳優スティーブン・ドーフ
インディーズ映画を中心に活動し、1998年に本作の悪役で注目されたスティーブン・ドーフ( 1973年7月29日生)。1997年には、映画「タイタニック」の主演ジャック役のオファーがありましたが、「ボートに乗っていた男」というイメージがつくことを恐れて断ったそうです。レオ様の活躍ぶりを考えると、惜しい事したなって気も少ししますね。
《スタッフ》
- 監督：スティーヴン・ノリントン
- 脚本：デヴィッド・S・ゴイヤー
- 原作：マーヴ・ウォルフマン、ジーン・コーラン
- 製作：ピーター・フランクフルト、ウェズリー・スナイプス、ロバート・インジェルマン
- 製作総指揮：マイケル・デ・ルカ、スタン・リー、アヴィ・アラッド、ジョセフ・カラマーリ、リン・ハリス
- 音楽：マーク・アイシャム
- 撮影：テオ・ヴァン・デ・サンデ
- 編集：ポール・ルベル
《予告編》
※ 本作の公式予告編がないため、特徴的なワンシーン(戦闘シーン)をご覧ください。なお、動画自体は日本語字幕付ではありません。アクションシーンなので、セリフはあまり重要視する必要はないかと。必要な方は、YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。
（YouTube/Movieclips）
▶ 木曜洋画劇場版のCM
（YouTube/sDbHzYr）
《メイキング映像》
※ 動画自体は日本語字幕付ではありません。YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。
（YouTube/21Cinefilo）
《鑑賞する》
アマゾンや楽天市場など、DVD・Blu-rayや配信サービスのレンタル・購入によって視聴可能です。 (リンク先は、できるだけ送料無料の新品商品ページを選定しています)
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《レビュー》
ヴァンパイア・ブームを引き起こした映画「トワイライト」シリーズより、10年も前の映画で、私がヴァンパイア映画好きになった作品です。
子供の頃にTVで放送された本作を観て、悪役スティーブン・ドーフの魅力に引き込まれてしまいました。もちろん、主人公であるハンターの見事な戦いっぷりにも憧れを持ちました。大勢のヴァンパイアをたった1人でテンポ良く倒していく様は、その動く度ひらりと舞う黒いロングジャケットの裾のように華麗です。
ブレイドの仲間であるウィスラーも忘れてはならないキャラクターです。ブレイドの父親のような存在で、血は繋がってなくとも互いの愛で繋がっていることを感じます。
▶ シリーズ3部作、まとめて観ちゃおう！
というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「ブレイド」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた！
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