1990年公開のアーノルド・シュワルツェネッガー主演「トータル・リコール」をコリン・ファレル主演でリメイク! 原作であるフィリップ・K・ディックのSF小説により忠実なシナリオですが、前作のオマージュシーンも盛り込まれているほか、劇場版とBDのみ収録されたディレクターズカット版では物語の展開が違うという変わった面白み満載の作品です。
《基本情報》
- タイトル:トータル・リコール
- 原題:Total Recall
- 製作:アメリカ、カナダ
- 公開:2012年8月2日(日本:同年8月10日)
- 上映時間:118分(ディレクターズカット版130分)
- 製作会社:オリジナル・フィルム
- 配給:コロンビア映画(日本:ソニー・ピクチャーズ)
《あらすじ》
21世紀末の世界大戦により人類は大量の化学兵器を使用した。その結果地上の大半は居住不可能となり富裕層はヨーロッパを中心としたブリテン連邦(通称UFB)に住み、貧困層は反対側のオーストラリアを中心としたコロニーに居住する事になった。コロニーの住民はUFBの労働力となりザ・フォールと呼ばれる巨大なエレベーターに乗って通勤していた。
やがてUFBからの独立と解放を目的とするリーダーのマサイアスを中心としたレジスタンスと呼ばれる反体制派のテロ活動が盛んになり、UFB代表のコーヘイゲンはロボット警官のシンセティックの増産を唱えない。
コロニーで暮すダグラス・クエイドは、このシンセティックの生産を行う労働者であり、貧しいながら美人の妻ローリーと平和に暮らしていたが、ダグラスはいつの頃からか夢の中で見知らぬ女性と病院を脱出し警官に追われる夢を見る様になる。
その夢の事が気になりつつ、ある日リコール社の宣伝に興味を持つ。友人であり同僚のハリーからは脳障害になるから行くなと忠告されるが、ダグラスの足はリコール社へと向かっていた。リコール社でサービスを受けている最中にトラブルが発生し、ダグラスは急に追われる身になる。
《キャスト》
- ダグラス・クエイド/ハウザー(コリン・ファレル)…コロニーの住民
- ローリー(ケイト・ベッキンセイル)…ダグラスの妻
- メリーナ(ジェシカ・ビール)…ダグラスが夢で見た謎の女性
- コーヘイゲン(ブライアン・クランストン)…UFBの代表
- ハリー(ボキーム・ウッドバイン)…ダグラスの友人であり同僚
- マクレーン(ジョン・チョー)…記憶を売る男
- マレック(ウィル・ユン・リー)
- マサイアス(ビル・ナイ)…UFBのリーダー
《スタッフ》
- 監督:レン・ワイズマン
- 脚本:マーク・ボンバック、カート・ウィマー
- 原案:ロナルド・シャセット、ダン・オバノン、ジョン・ポービル、カート・ウィマー
- 原作:フィリップ・K・ディック『追憶売ります』
- 製作:トビー・ジャッフェ、ニール・H・モリッツ
- 製作総指揮:リック・キドニー、レン・ワイズマン
- 音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
- 撮影:ポール・キャメロン
- 編集:クリスチャン・ワグナー
《予告編》
(YouTube/シネマトゥデイ)
《撮影風景》
※ 日本語吹替および字幕付き動画ではありません。インタビューなどを含むメイキング映像ではなく、撮影風景を収めた映像です。
(YouTube/BTSmovies)
《インタビュー映像》
※ 動画自体は日本語字幕付ではありません。YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。少々正確性に欠ける日本語字幕ですが解読しながらでも。
(YouTube/Daniele and The Talented Mr. Rizzo)
《鑑賞する》
アマゾンや楽天市場など、DVD・Blu-rayや配信サービスのレンタル・購入によって視聴可能です。 (リンク先は、できるだけ送料無料の新品商品ページを選定しています。最安値とは限りません)
★ Amazonで商品を確認 ➤➤ 【DVD】中古832円/【Blu-ray】1,787円
★ 楽天市場で商品を確認 ➤➤ 【DVD】1,000円/【Blu-ray】1,500円
▶ 配信サービス
TSUTAYAやアマゾンPrimeVideoなど、有料もしくは無料(見放題)で視聴可能なほか、ダウンロード(購入)もできますよ。 YouTubeでも300円から視聴できます。
Amazonプライム会員になるとPrimeVideoで映画やドラマがお得に楽しめます。本作は、字幕版のみがあり、劇場版・ディレクターズカット版ともに、有料(199~1,500円)で視聴できますよ。
★ 視聴を開始する ➤➤ 劇場版【字幕版】/ディレクターズカット版【字幕版】各199~1,500円
《レビュー》
1990年当時よりもはるかに技術が発展した2012年の『トータル・リコール』は、CGに植えた若者でも楽しめ、非常に面白い作品です。
こういった近未来的世界観を描いた作品の多くは、現代よりも生活環境が乏しいことが多いです。現代との差別化も意味もありますが、実際に起こり得る警告でもあります。人類がたった2000年で地球を温暖化させ、進行を遅らせるだけしかできなくなっている今、こうした将来的な地球と人類の悲劇に現実味と危機感を持つべきことに気付く人は少ないでしょう。
というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「トータル・リコール」(2012)を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
0コメント