知的障害のある父親と幼い娘。一緒にいたいのに引き離されそう…互いの絆と父親の親権を懸念する社会の戦いを描く感動ストーリーです。ダコタ・ファニングが"天才子役"と言われるようになった作品。本作で彼女は、放送映画批評家協会賞、ゴールデン・サテライト賞、ラスベガス映画批評家協会賞、ヤング・アーティスト賞を受賞しました。
《基本情報》
- タイトル:アイ・アム・サム
- 原題:I am sam
- 製作:アメリカ
- 公開:2001年12月28日(日本:翌年6月8日)
- 上映時間:133分
- 配給: ニュー・ライン・シネマ(日本:松竹/アスミック)
▶ 受賞・ノミネート
ショーン・ペン
- アカデミー賞主演男優賞(ノミネート)
ダコタ・ファニング
- 放送映画批評家協会賞(受賞)
- ゴールデン・サテライト賞(受賞)
- ラスベガス映画批評家協会賞(受賞)
- ヤング・アーティスト賞(受賞)
- 映画俳優組合賞の助演女優賞(ノミネート)最年少
映画
- 日本アカデミー賞外国作品賞(ノミネート)
《あらすじ》
7歳の知能しか持っていない中年男性サムは、スターバックスで働きながら、ホームレスの女性が出産した自分の娘ルーシー・ダイアモンドと幸せに暮らしていた。
しかし、7歳になったルーシーはサムの知的能力を追い抜いてしまい、ソーシャル・ワーカーに彼は父親として養育能力がないという判断を下されてしまう。ルーシーは施設で保護されることになり、サムは失意にくれる。
彼は法廷で闘う決意を固め、エリート弁護士リタに依頼。自分が社会奉仕の仕事もできることを見せつけるために弁護を引き受けたリタだったが、どう考えてもサムには不利な裁判。証言台に立つ人々も強い武器になるとはいえなかったのだ。
負けが見えている裁判が進む中、サムとルーシーの絆は深まるばかり。その結末は……?
《キャスト》
- サム・ドーソン(ショーン・ペン)…7歳の知能しかない障害を持つ中年男性
- リタ・ハリソン・ウィリアムズ(ミシェル・ファイファー)…女性エリート弁護士
- ルーシー・ダイアモンド・ドーソン(ダコタ・ファニング)…サムの娘、7歳
- アニー・カッセル(ダイアン・ウィースト)…サムの隣人、外出恐怖症
- ランディ・カーペンター(ローラ・ダーン)…ルーシーの里親
イフティ(ダグ・ハッチソン)…サムの友人、障害者
▶ 3人の障害者が出演
サムの友人であるロバート(スタンリー・デサンティス)、ブラッド(ブラッド・シルバーマン)、ジョー(ジョセフ・ローゼンバーグ)の3人は、実際の障害者が演じています。
▶ 2歳のルーシー役に実の妹
7歳のルーシーを演じたダコタの、2歳の頃を演じたのはダコタの実の妹エルです。現在ではすっかり美人の人気女優となったエル・ファニング。こんなに小さい頃から女優デビューをしていたんですね。
《スタッフ》
- 監督:ジェシー・ネルソン
- 脚本:クリスティン・ジョンソン、ジェシー・ネルソン
- 製作:マーシャル・ハースコビッツ、エドワード・ズウィック
- 製作総指揮:マイケル・デ・ルカ、クレア・ラドニック・ポルスタイン、デヴィッド・ルービン
- 音楽:ジョン・パウエル
- 撮影:エリオット・デイヴィス
- 編集:リチャード・チュウ
《予告編》
(YouTube/劇場予告)
《メイキング映像》
※ 動画自体は日本語字幕付ではありません。YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。少々正確性に欠ける日本語字幕ですが解読しながらでも。
(YouTube/NoAngel2901)
(YouTube/Sistersfanning)
《鑑賞する》
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《レビュー》
お姉ちゃんのダコタももちろん可愛いけれど、妹エルちゃんが本当に可愛すぎて天使!「可愛すぎて天使(神)」って言葉、まさか私が使う日がやってくるとは……(´ω`*) あと、ショーン・ペンの体当たり演技にも驚きました。公開前の予告編のときから「スゴッ!」と思っていた数段の階段の上から折りながら思い切り転ぶシーンがとても印象的です。
ハンディキャップを持った弱者が、社会に立ち向かい戦う姿やその中で深まる愛・絆を描いた作品が私は好きになりがち。ただの感動だけじゃなくて、主人公の弱者を自分の弱点に重ねて、つい泣きたくなるのもあるのかも。同情じゃなくて共感。誰にでも苦手な事や自信のない時代ってあると思います。だから、ヒットしやすいジャンルなのかもしれませんね。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「アイ・アム・サム」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
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