電気屋で働く青年が美女に一目惚れし、彼に一目惚れした美女の親友の悪意なき白い嘘を生んでしまう切ない三角関係。1996年のフランス映画「アパートメント」をジョシュ・ハートネット主演でリメイクした作品です。本作の監督ポール・マクギガンは、本作公開2年後でもジョシュ主演映画「ラッキーナンバー7」の監督を務めています。
《基本情報》
- タイトル:ホワイト・ライズ(意味:方便)
- 原題:Wicker Park
- 製作:アメリカ
- 公開:2004年9月3日(日本:同年12月11日)
- 上映時間:114分
- 製作会社:レイクショア・エンターテインメント
- 配給:MGM(日本:ヘラルド)
《あらすじ》
結婚式を控えてニューヨークからシカゴに戻っていたエリートビジネスマンのマシューは、通りでかつての恋人リサの姿を見つける。リサを深く愛していたマシューだったが、2年前、彼女は何も言わず突然姿を消してしまったのだった。マシューはリサのことが忘れられず、現在の婚約者レベッカに内緒で海外出張を放り投げ、リサの後を追いシカゴの街を彷徨う。
一方、リサのアパートにたどり着くも、そこにいたのはリサと名乗る別の女性だった。マシューはこの勘違いだったと思い落胆するのだが……。
実は、リサと名乗る別人女性はアレックスという名の舞台女優だった。当時電気屋で働いていたマシューに一目惚れしたアレックスは、アパートで知り合った自分の親友に彼が恋していると知り、小さな嘘を繰り返して彼らを引き離していたのだった。さらには、マシューの親友ルークまで利用していた。
《キャスト》
- マシュー・サイモン(ジョシュ・ハートネット)…広告代理店のエリートビジネスマン、元電気屋店員
- アレックス(ローズ・バーン)…舞台女優、2年前マシューに一目惚れ
- リサ(ダイアン・クルーガー)…モダンダンサー、アパート繋がりでアレックスの親友
- ルーク(マシュー・リラード)…マシューの親友、靴屋の店員
- レベッカ(ジェシカ・パレ)…マシューの現在の婚約者、マシューの上司の娘
《スタッフ》
- 監督:ポール・マクギガン
- 脚本:ブランドン・ボイス
- 製作:アンドレ・ラマル、マーカス・ヴィシティ、トム・ローゼンバーグ、ゲイリー・ルチェシ
- 製作総指揮:ヘンリー・ウィンタースターン
- 音楽:クリフ・マルティネス
- 撮影:ピーター・ソヴァ
- 編集:アンドリュー・ハルマー
《予告編》
※ 日本語字幕はありません。
(YouTube/ilikewatchingmoviees)
《インタビュー映像》
※ 動画自体は日本語字幕付ではありません。YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。少々正確性に欠ける日本語字幕ですが解読しながらでも。
(YouTube/bokunkula)
(YouTube/redredrose4080)
《30分特集番組》
※ 動画自体は日本語字幕付ではありません。YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。少々正確性に欠ける日本語字幕ですが解読しながらでも。
(YouTube/Aufruhr in Damaskus)
《鑑賞する》
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《レビュー》
愛し合っているはずのマシューとリサが、真実を捻じ曲げた女の嘘によって望まぬすれ違いが生じ、マシューは嘘つき女に振り回されるのですが、一方の嘘つき女ことアレックスにも切ない事情を抱えていて、マシューを好きだからこその悪意のない作戦でした。
マシューの親友ルーク役マシュー・リラードは「どっかで見たことある」と思ったら、「スクービー・ドゥー」のシャギーだったことが発覚。髪の長さといい、役柄といい全く違うので驚きました。シャギーってこんなにハンサムだったんだ……。
嘘と真実が交差し『リサ』を探す男性が体験するミステリーなラブストーリー。作品の構成としては過去と現実を行ったり来たりするので、1回目は少し理解が難しかったのです。しかし、過去と現在を見分けられれば面白い作品です。ただ、何も悪くない婚約者レベッカにとっては、可哀想な結末ですね。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「ホワイト・ライズ」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
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