12歳の少年がある朝突然30歳の大人に!? 監督は「プリティ・ウーマン」の監督などで知られるゲイリー・マーシャルの妹ペニー・マーシャル。最後は心温まるコメディ映画ですよ。大人になってしまった少年を演じるトム・ハンクスが可愛いです。少年のようなユーモアを持つ彼にピッタリの役柄であり、ゴールデングローブ賞主演男優賞も獲得した作品です。
《基本情報》
- タイトル:ビッグ
- 原題:Big
- 製作:アメリカ
- 公開:1988年6月3日(日本:同年7月23日)
- 上映時間:102分
- 配給 20世紀フォックス
《あらすじ》
12歳のジョッシュ少年は年に一度地元の街にやってくる移動遊園地に足を運ぶが、身長が低くてジェットコースターに乗れず落胆した夜。願いを叶えるという不思議でレトロなコインゲーム機「ゾルダー」を見つけ、大きくなりたいと願う。奇妙なことに「ゾルダー」は電源も入っていないのに稼働していた。
翌朝目が覚めるとジョッシュは望み通りに大人の姿になっていた。すっかり変わったジョッシュに親は不審者と勘違いをして家を追出してしまう。なんとか親友のビリーにジョッシュであることを認識させて、すでにどこかに移転してしまった移動遊園地=「ゾルダー」を探すため二人でニューヨークに向かう。
帰る場所もお金もないので、大人を偽りおもちゃ会社に就職し安いホテルで生活することになった。ある日ニューヨークの老舗おもちゃ屋「FAOシュワルツ」の巨大鍵盤で偶然出会った就職先のマクミラン社長に「大人が失っている子供の感性」を気に入られる。また、重役であるスーザンと大人の恋をし、とんとん拍子におもちゃ会社で出世していく。
しかし、消えてしまった息子に悲しむ両親・年相応に学生生活するビリーやクラスメイトたちを見て心を揺さぶられる。ついに元凶である「ゾルダー」が見つかるが、ジョッシュは「このまま大人としてスーザンと過ごす」か「こどもに戻る」かの選択を迫られる。
《キャスト》
- ジョッシュ・バスキン(トム・ハンクス/少年:デヴィッド・モスコー)…ある朝大人になってしまった12歳の少年
- スーザン(エリザベス・パーキンス)…ヒロイン、おもちゃ会社の女性社員
- マクミラン社長(ロバート・ロッジア)…大人ジョシュが働くおもちゃ会社の経営者
- ポール(ジョン・ハード)…社長の腰ぎんちゃく、部下に厳しい、ジョシュが気に食わない
- ビリー(ジャレッド・ラシュトン)…ジョッシュの親友、大人ジョシュの正体を首位いつ知る
《スタッフ》
- 監督:ペニー・マーシャル
- 脚本:ゲイリー・ロス、アン・スピルバーグ
- 製作:ジェームズ・L・ブルックス、ロバート・グリーンハット
- 音楽:ハワード・ショア
- 撮影:バリー・ソネンフェルド
- 編集:バリー・マルキン
《予告編》
(YouTube/YouTube ムービー)
《25年後のビッグ》
※ 動画自体は日本語字幕付ではありません。YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。少々正確性に欠ける日本語字幕ですが解読しながらでも。
▶ オマージュ・コント
(YouTube/The Late Show with Stephen Colbert)
▶ 【海外TV番組出演】ビッグ・ピアノ
※ 日本語字幕はありません。
(YouTube/TVJandro)
《鑑賞する》
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《レビュー》
30歳のトム・ハンクス若い!可愛い!面白い! この役を演じられるのは、まさに彼しかいませんね。他の役者でも、ここまで少年っぽい愛らしい30歳にはなれないでしょう。少年らしさを忘れない大人でも、ここまでの子供っぽさは出せません。
大人の姿で家に帰っても、大好きなママに誘拐犯扱いされ追い出されてしまいます。一方で、せっかく大人の恋に出会ったのに、本当は子供ですから最後は元の姿に戻らなければなりません。ジョシュのそんな葛藤が切なさも感じさせるコメディ映画ですね。
役者はシリアスな作品で評価されることも多いですが、こういった子供から大人まで見るようなコメディ作品のほうが現実味とはかけ離れたファンタジーな設定で想像力と演技力を必要とするため、役者の力量が試される作品だと思います。トムは本作で主演男優賞を獲っていますから、現在でも活躍する有名な実力派スター俳優である理由がわかりますよね。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「ビッグ」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
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ではまた!
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