天才詐欺師レオナルド・ディカプリオをFBI捜査官トム・ハンクスが長年追い続けます。実在した天才詐欺師フランク・W・アバグネイル・Jrが1980年に発表した自伝小説を巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が映画化。映画タイトルの意味は「できるもんなら捕まえてみろ」、日本だと「鬼さんこちら」に値する鬼ごっこの決まり文句ですよ。
《基本情報》
- タイトル：キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
- 原題：Catch Me If You Can
- 製作：アメリカ／公開：2002年12月25日(日本：翌年3月21日)
- 上映時間：141分
- 製作会社：アンブリン・エンターテインメント
- 配給：ドリームワークス(日本：UIP)
《あらすじ》
1960年代のアメリカ、16歳の高校生フランク・W・アバグネイル・Jrは、ある日父親とスーツを買いに行く。開店前の仕立屋から父親が上手い口上でスーツを借り、父の用事に運転手の振りをさせられる。フランクは転校初日にフランス語の臨時教師の振りをして1週間授業をしてしまう。これが詐欺師人生の始まりだった。
両親の離婚にショックを受け家出し、単身ニューヨークへ。父から貰った小切手帳は不当たりで使えず。生活のため小切手を偽造するも失敗続きだった。ある日、またも偽造小切手の換金が失敗に終わった銀行の帰り、華やかなパイロットを見かけて閃く。学生記者を装い内部調査をし、制服を購入して副操縦士に偽装した。
給与小切手のほうが高額を換金できると知りって味をしめたフランク。その後も17歳にして医者に偽装し、矯正器具を付けた新人ナースのブレンダと初体験。
小切手の偽造を重ねるフランクを追うFBI捜査官カール・ハンラティは、宿泊するホテルを発見し、部屋で鉢合わせとなる。フランクは咄嗟にシークレット・サービスを装って切り抜ける。
その後、フランクはブレンダと婚約する。彼女の両親に会い、過去に1年弁護士だったという嘘をつく。これにより、2週間で勉強し司法試験に合格、実際に資格を取得。オークションで小切手製造機を入手し、巨額の小切手を偽造を続けた。
しかし、結婚式の夜、カールをはじめとするFBIが乗り込み、フランクはブレンダに正体を明かして逃げ出す。空港で再びパイロットに扮し、大学から集めたCAにを盾に高飛びする。
《キャスト》
- フランク・W・アバグネイル・Jr(レオナルド・ディカプリオ)…天才詐欺師
- カール・ハンラティ(トム・ハンクス)…フランクを追い続けるFBI捜査官
- フランク・W・アバグネイル・Sr(クリストファー・ウォーケン)…フランクの父
- ロジャー・ストロング(マーティン・シーン)…警官、ブレンダの父
- ポーラ・アバグネイル(ナタリー・バイ)…フランクの母、ジャックと浮気疑惑
- ブレンダ・ストロング(エイミー・アダムス)…新人ナース、フランクと婚約
- シェリル・アン(ジェニファー・ガーナー)…フランクがホテルで出会ったモデル
- ジャック・バーンズ(ジェームズ・ブローリン)…フランクSrのクラブ会長、後にポーラと結婚
《スタッフ》
- 監督：スティーヴン・スピルバーグ
- 脚本：ジェフ・ナサンソン
- 原作：フランク・W・アバグネイル・Jr『世界をだました男』、スタン・レディング
- 製作：スティーヴン・スピルバーグ、ウォルター・F・パークス
- 製作総指揮：バリー・ケンプ、ローリー・マクドナルド、アンソニー・ロマーノ、ミシェル・シェーン
- 音楽：ジョン・ウィリアムズ
- 撮影：ヤヌス・カミンスキー
- 編集：マイケル・カーン
《予告編》
（YouTube/YouTube ムービー）
《メイキング映像》
※ 動画自体は日本語字幕付ではありません。YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。
▶ 撮影風景
（YouTube/bubblykitty）
▶ レオナルド・ディカプリオ
（YouTube/honey moon）
▶ クリストファー・ウォーケン
（YouTube/Inglourious Z）
▶ アバグネイルTV出演シーンを実際と比較
（YouTube/Inglourious Z）
《鑑賞する》
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《レビュー》
これが実話なんて驚きですよね。そりゃあ、映画にもなりますわな。大物ハリウッドスター同士の追いかけっこがとても面白い作品です。SFアクションのイメージが強いスピルバーグですが、このような人間ドラマも作るんですね。
この詐欺師、勇気あり過ぎですよね。よくここまで大それた偽装や偽造ができたものです。TV出演までしちゃって。FBIにずっと追われる人生なんてずっとハラハラドキドキで落ち着かないはずですが、彼は詐欺に夢中になり過ぎて、その感覚が麻痺してしまったのですね。つまり、彼は「詐欺依存症」でクレイジーな人間になってしまったのでしょう。
レオ様は16歳のフランクから演じています。今改めて観ると、当時の彼はやっぱり若いですね。これなら16歳も演じられるのかも。もしくはプロの役者としての彼の技なのかもしれませんね。私は「ギルバート・グレイプ」の演技を見たときから、彼は天才だと思っていましたから。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」を観てみてくださいね。
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ではまた！
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