作家志望ユアン・マクレガー(26)がバイト先の大手会社御令嬢キャメロン・ディアス(25)を誘拐するが…、なんせ初心者誘拐犯なのでグダグダ。人質のヒロインが協力しちゃうカオスな展開が面白い作品です！ ダニー・ボイル監督ハリウッドデビュー作にして、2大スターの共演とデュエットにも目が離せないラブコメですよ。
《基本情報》
- タイトル：普通じゃない
- 原題：A Life Less Ordinary
- 製作：アメリカ／公開：1998年10月24日(日本：翌年6月27日)
- 上映時間：103分
- 配給：20世紀フォックス
《あらすじ》
天国で働くオレイリーとジャクソンは、恋のキューピッドとして担当したカップルが続々と離婚するなど業績が悪かった。部長は彼らを叱責し、最後のチャンスとして、ある二人を恋仲にするよう命じる。失敗したら二度と天界には戻れない。
地上では、作家志望のビル清掃員ロバートが解雇を申し渡されていた。彼の後任は安く優秀なロボット。ロバートはガールフレンドのリリーが働くバーに行きヤケ酒を飲みつつ解雇を告げると簡単にフラれてしまった。
仕事も彼女もなくしたロバートはブチ切れ、社長室に殴りこむ。社長室にはボスのネヴィルが娘のセリーンと一緒にいた。警備員の拳銃を奪い、解雇の無効を要求しカウントダウンを始める。反射的にボスの足を撃ってしまい焦ったロバートは、セリーンをさらって逃げる。
山のロッジを隠れ家にし、ロバートはセリーンを縛り上げた。しかし、誘拐犯初心者の彼は強がるものの段取りが悪い。セリーンは余裕をかまし、挙句の果てには誘拐の指導まで始める。世間知らずの彼女は父に反感を持っており、身代金の山分けを提案する。
《キャスト》
- ロバート・ルイス(ユアン・マクレガー)…作家志望、ビル清掃員、セリーンを誘拐
- セリーン・ネヴィル(キャメロン・ディアス)…ロバートが働くビルの社長令嬢
- オレイリー(ホリー・ハンター)…天国で働く天使、恋のキューピット
- ジャクソン(デルロイ・リンド)…天国で働く天使、恋のキューピット、オレイリーの相棒
- ネヴィル(イアン・ホルム)…ビルの社長、ロバートのボス、セリーナの父
《スタッフ》
- 監督：ダニー・ボイル
- 脚本：ジョン・ホッジ
- 製作：アンドリュー・マクドナルド
- 音楽：ランドール・ポスター
- 撮影：ブライアン・テュファーノ
- 編集：マサヒロ・ヒラクボ
《予告編》
※ 日本語字幕はありません。
（YouTube/PRSSP）
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《レビュー》
ハリウッドデビュー作となる監督と、まだ20代半ばだった2大スターの勢いが止まらない映画です。ユアン・マクレガーのヘタレ男っぷりもキュートだし、キャメロン・ディアスのゴージャスで余裕かましてるご令嬢役もハマリ役でした。
個人的に気に入っているのは、身代金を要求するため2人で電話ボックスに入るシーン。セリーンのアドバイスを受け、ロバートが電話を掛け強き振る舞うものの、間違い電話と気づいて思わず善人の側面が出てしまいます。
また、歌は苦手なキャメロン・ディアスが、上手なユアン・マクレガーのエスコートで素敵なデュエットを披露しています。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「普通じゃない」を観てみてくださいね。
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ではまた！
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