男女グループが財宝を求めて乗り込んだ難破船は、恐ろしい幽霊船だった!? ロバート・ゼメキスとジョエル・シルバーが共同で設立した、1950~60年代に人気だったB級ホラー映画作家ウィリアム・キャッスル作品をリメイクするホラー映画専門の製作会社ダークキャッスル･エンタテインメント作品の第3段です。他サイトのレビューでも高評価されている映画ですよ。
《基本情報》
- タイトル：ゴーストシップ(原作：Ghost Ship)
- 製作：アメリカ／公開：2002年8月(日本：2003年1月)
- 上映時間：91分
- 製作会社：ダークキャッスル・エンタテインメント
- 配給：ワーナー・ブラザース
《あらすじ》
1962年春、イタリアが誇る豪華客船アントニア・グレーザー号は、アメリカに向けて大西洋を航行中に突如消息を絶った。
それからおよそ40年、ベーリング海を漂う謎の船が発見される。
さっそく調査に向かったサルベージ(船を回収して稼ぐ)会社“アークティック・ウォリアー”のクルーたちは、この船が40年間消息不明となっていたアントニア・グレーザー号であることを知る。
さらに、無人の船内で大量の金塊を発見する。
海洋法では公海上でこうした船が発見された場合、所有権は全て発見者に属することになっている。クルーたちは大喜びするのだったが…。
(引用：allcinema ONLINE)
《キャスト》
- エップス(ジュリアナ・マルグリーズ)… アークティック・ウォリアーの乗組員、ヒロイン
- マーフィー(ガブリエル・バーン)…アークティックのリーダー、エップスの父的存在
- ドッジ(ロン・エルダード)…アークティックの乗組員、エップスに想いを寄せる
- グリーア(イザイア・ワシントン)…アークティックの乗組員、真面目な黒人
- ジャック・フェリマン(デズモンド・ハリントン)…マーフィーらの依頼人の男
- サントス(アレックス・ディミトリアデス)…アークティックの乗組員。修理担当
- マンダー(カール・アーバン)…アークティックの乗組員、溶接の腕が一流、ドッジと仲良し
- ケイティ(エミリー・ブラウニング)…40年前に難破船で死んだ少女
- フランチェスカ(フランチェスカ・レットンディーニ)…40年前に難破船で死んだ歌姫
《スタッフ》
- 監督：スティーヴ・ベック
- 脚本：マーク・ハンロン、ジョン・ポーグ
- 製作：ロバート・ゼメキス、ジョエル・シルバー、ギルバート・アドラー
- 製作総指揮：スティーヴ・リチャーズ、ブルース・バーマン
- 音楽：ジョン・フリッゼル
- 主題歌：マッドヴェイン『Not Falling』
- 撮影：ゲイル・タッターサル
- 編集：ロジャー・バートン
《OPシーン》
今回は予告編ではなく、恐怖の始まりとなる衝撃のオープニング映像をご覧ください。
※ グロテスクな場面が苦手な方は、後半【観覧注意】です。
（YouTube/Buraltukusheep）
《鑑賞する》
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《レビュー》
お気に入り映画の1つです。視聴者は、難破船に乗り込んだクルーと共に恐怖の時間を味わうわけですが、怖いだけではなく、美しい歌姫の誘惑や悲しい真実を抱えた少女の霊がクルーの味方であるなど、安心させる場面もちょこちょこ出てきます。まぁ、それがまた次の恐怖を与えるための"嵐の前の静けさ"的な演出でもあるのですが。
Dlifeでドラマ「ER緊急救命室」を観ていた頃に改めて本作を観て衝撃の事実に気づきました。主人公の女性は「ER」のキャロル・ハサウェイ。しかも、彼女に想いを寄せるドッジも「ER」のキャロルの恋人レイ・シェパードではありませんか。当時観ていた「ER」では、ちょうど二人が恋仲になっている時期だったので、ここでも!?と嬉しくなってしまいました。
グリーアは真面目な性格でとてもいい人だったので、恐ろしい難破船の最初の犠牲者になってしまってとても残念でした。そして、衝撃のクライマックスでゴーストだけでなく悪魔の存在が身近な人物から明らかになり、ライスでヒロインが唯一生き残ったと思いきや…というアンハッピーエンドでした。これもまた、衝撃のラストで面白いポイントですね。
ホラー映画は、不気味な効果音や突然のゴースト登場で視聴者を脅かすだけでなく、衝撃的な展開の連続が面白い映画の醍醐味といえますね。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「ゴーストシップ」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた！
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