本来ならばシリーズ3部作の最終章にあたる「POTC」第3段! サブタイトル「ワールド・エンド」の意味は「世界の果てにて」です。ジャックの父親役に伝説的バンド"ローリング・ストーンズ"のキース・リチャーズがカメオ出演したことでも話題になりました。興行収入は同時期公開の「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」を抑え1位を獲得しました。
《基本情報》
タイトル:パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(原題:Pirates of the Caribbean: At World's End)
制作:アメリカ/公開:2007年
上映時間:169分
製作会社:ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ
配給:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
《あらすじ》
前作のラストでクラーケンに飲み込まれたジャック・スパロウは、デイビィ・ジョーンズの墓場に送られ複数のジャック・スパロウの幻覚に囲まれて錯乱の日々を送っていた。
ティア・ダルマと「女神カリプソの解放」を契約して復活したヘクター・バルボッサ率いる、エリザベス、ウィル・ターナーら一行は、選ばれし9人の「伝説の海賊長」の1人サオ・フェンから「世界の果てへの地図」を入手し、ジャックを救出すべくシンガポールの港を出港した。
一行は極寒と戦い、最後には船を失いながらも世界の果てにあるデイヴィ・ジョーンズ・ロッカーに漂着。ティア・ダルマの助けでブラックパールに乗って現れたジャックと再会し、デイヴィ・ジョーンズ・ロッカーから帰還する方法を解き明かす。何とか元の世界へと帰還するものの、サオ・フェンの裏切りで離散してしまう。
元の世界では、ジェームズ・ノリントンがカトラー・ベケットの部下として、フライング・ダッチマン号の指揮をとっていた。そして心臓を掌握されているデイヴィ・ジョーンズもベケットの駒と化していた。クラーケンは見せしめに殺され、海賊も途絶えていく中で、世界は制海権を制したベケットを中心に動き始めていた。
ベケットは「通商の妨げになる海賊の撲滅」を目的に、ジョーンズ率いる英国海軍を評議会を目指し出航させる。評議会を目指す一行は、それぞれの思惑を胸に秘めていた。
《キャスト》
- ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)…主人公、選ばれし9人の海賊の1人
- ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)…準主人公、幼少期の名はディラン・スミス
- エリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)…ヒロイン、ウェザビー・スワン総督の一人娘
- ヘクター・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)…選ばれし9人の海賊の1人、カスピ海の王
- サオ・フェン(チョウ・ユンファ)…選ばれし9人の海賊の1人、中国海賊の長
- デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)…幽霊船フライング・ダッチマン号の船長、タコの外見
- ジェームズ・ノリントン(ジャック・ダヴェンポート)…エリザベスに求婚した英国海軍士官
- ビル・ターナー(ステラン・スカルスガルド)…ウィル・ターナーの父親
- カトラー・ベケット(トム・ホランダー)…東インド貿易会社の権力者、カトラー卿
- ウェザビー・スワン(ジョナサン・プライス)…イギリス帝国のポート・ロイヤル総督
- ティア・ダルマ(ナオミ・ハリス)…ブードゥー教の預言者
- ジョシャミー・ギブス(ケヴィン・マクナリー)…ジャックの右腕的存在で航海士
- ピンテル(リー・アレンバーグ)…バルボッサの手下、「ノッポとチビ」コンビのチビ
- ラゲッティ(マッケンジー・クルック)…バルボッサの手下、チビとコンビで動くノッポ
- ティーグ・スパロウ(キース・リチャーズ)…ジャック・スパロウの父親
▶ ジャック・スパロウの父に大物キャスティング
ジャック・スパロウの父ティーグ役に、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズがカメオ出演しています。キャスティング当時、彼は「ミッキーを作った会社の映画になんか出演するか」と言っていましたが、主演ジョニー・デップの「自分のギャラを削ってでも共演したい」と熱望し、キースの出演が実現しました。
《スタッフ》
- 監督:ゴア・ヴァービンスキー
- 脚本:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
- 製作:ジェリー・ブラッカイマー
- 製作総指揮:マイク・ステンソン、チャド・オーマン、ブルース・ヘンドリックス、エリック・マクロード
- 音楽:ハンス・ジマー
- 撮影:ダリウス・ウォルスキー
- 編集:クレイグ・ウッド、スティーヴン・E・リフキン
《予告編》
(YouTube/goodsriver2000)
《NGシーン》
(YouTube/SiS_E4-GrazeR)
《鑑賞する》
アマゾンや楽天市場など、DVD・Blu-rayや配信サービスのレンタル・購入によって視聴可能です。
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▶ 配信サービス
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《レビュー》
予告編を最初に観たとき、チョウ・ユンファは渡辺謙かと思ってしまいました。アジア系は似ている顔が多いですから、そんなこともあるでしょうが。
テレビ放映では2日に分けて放送するほどの長編で、味方や敵が大分混在して難しくなっている印象を受けました。
個人的なお気に入り場面は冒頭になってしまうのですが、ジャック・スパロウがたくさんいて、キャプテンだけでなく下っ端のジャックも見られるシーンです。ジャックと幻覚ジャック達の掛け合いは、「まぁ、ジャック・スパロウ同士だから、そうなるよね」というキャラクター独特の空気感で面白かったです。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
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ではまた!
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