13年前にデイビィ・ジョーンズと交わした「血の契約」の終りを向かえる、ディズニー実写映画超大作「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ第2段! 2006年の全世界興行収入では、2位の「ダヴィンチ・コード」に大きく差をつけて1位。歴代興行収入でも4位、さらに第79回アカデミー賞視覚効果賞受賞という好成績を収めた話題作です。
《基本情報》
タイトル:パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(原題:Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest)
制作:アメリカ/公開:2006年
上映時間:150分
製作会社:ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ
配給:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
▶ 第1作目の成功を受け、本作以降ディズニーと長期契約を結びました。
《あらすじ》
前作から3年後。結婚式を目前に控えたウィルとエリザベスだったが、海賊ジャック・スパロウに加担したことを理由に逮捕されてしまう。しかし東インド貿易会社のベケット卿は、ジャックの持つ「北を指していないコンパス」を渡せば二人を釈放するという。
一方、バルボッサからブラックパール号を取り戻し、再び船長に戻ったジャック。しかし彼は13年前、デイヴィ・ジョーンズと「血の契約」を交わしていた。その内容は、ブラックパール号の船長となる代わりに、13年経ったらデイヴィ・ジョーンズのフライング・ダッチマン号の船員として働き続けなければならないというもの。
突然ジャックの前にウィルの父親ビル・ターナーが現れ、ジャックの掌には契約の終わりを示す黒い烙印が表れていた。
《キャスト》
- ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)…主人公、選ばれし9人の海賊の1人
- ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)…準主人公、幼少期の名はディラン・スミス
- エリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)…ヒロイン、ウェザビー・スワン総督の一人娘
- デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)…幽霊船フライング・ダッチマン号の船長、タコの外見
- ビル・ターナー(ステラン・スカルスガルド)…ウィル・ターナーの父
- ジェームズ・ノリントン(ジャック・ダヴェンポート)…エリザベスに求婚した英国海軍士官
- ウェザビー・スワン(ジョナサン・プライス)…イギリス帝国のポート・ロイヤル総督
- ジョシャミー・ギブス(ケヴィン・マクナリー)…ジャックの右腕的存在で航海士
- ティア・ダルマ(ナオミ・ハリス)…ブードゥー教の預言者
- カトラー・ベケット(トム・ホランダー)…東インド貿易会社の権力者、カトラー卿
- ピンテル(リー・アレンバーグ)…バルボッサの手下、「ノッポとチビ」コンビのチビ
- ラゲッティ(マッケンジー・クルック)…バルボッサの手下、チビとコンビで動くノッポ
- コットン(デヴィッド・ベイリー)…肩にオウムがいる老いた海賊、ブラックパールの帆取り
- マーティ(マーティン・クレッバ)…ジャックの小柄な仲間、ブラックパールの見張り
- ヘクター・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)…選ばれし9人の海賊の1人、カスピ海の王
《スタッフ》
- 監督:ゴア・ヴァービンスキー
- 製作:ジェリー・ブラッカイマー
- 製作総指揮:マイク・ステンソン、チャド・オーマン、ブルース・ヘンドリックス、エリック・マクロード
- 脚本:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
- 音楽:ハンス・ジマー
- 撮影:ダリウス・ウォルスキー
- 編集:クレイグ・ウッド、スティーヴン・E・リフキン
- VFX:ILM
- VFXスーパーバイザー:ジョン・ノール
《予告編》
※ 日本語吹替版
(YouTube/YouTube ムービー)
《メイキング映像・NGシーン》
※ メイキング映像において、動画自体は日本語字幕付ではありません。YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。
(YouTube/ScreenSlam)
▶ ジョニー・デップからジャック・スパロウに変身するまで
(YouTube/Sarah Silsby)
▶ NGシーン
(YouTube/SiS_E4-GrazeR)
《撮影秘話》
▶ カリブ族の人食い種族問題
当初、邪悪な人喰い族として描かれていた為、「カリブ族に対する差別ではないか?」などと、現地のカリブ族の首長を始め関係者や一部のメディアなどから批判や反対がありました。
撮影場所であるドミニカ国のカリブ族首長チャールズ・ウィリアムズは、「カリブ族の祖先に人食いの風習があったと誤解されるような神話が描かれている」としてディズニーを批判していました。
▶ 人食い種族は現地エキストラ
カリブ海のドミニカ国で約3ヶ月間撮影されました。邪悪な人喰い族として映画に登場する種族はカリブの島々に定住していたインディオのカリブ族の事です。
カリブ族の人食い種族登場に対し、映画ロケ地の一つドミニカ国首相の批判はありましたが、現在でも暮らすカリブ族のコミュニティから100人余りの人達がキャスティングされエキストラとして出演していますよ。
▶ ラストシーンでキャスト思わず素でびっくり!
ラストシーンで、前作で死んだはずのバルボッサがリンゴを手に登場し、ウィルやエリザベス達が驚く場面があります。実は、あの驚き顔は素の表情でした。
キャスト陣の脚本には、バルボッサではなく他のキャラクターが登場すると記されており、あそこでバルボッサが出てくるとは誰も思わなかったのです。そのため、皆素で驚き、そのリアクションがOKテイクとなったのです。中でも、特にウィル・ターナー役のオーランド・ブルームは、体をビクッっとさせ本当に驚いている様子がよく伝わってきますよ。
《鑑賞する》
アマゾンや楽天市場など、DVD・Blu-rayや配信サービスのレンタル・購入によって視聴可能です。
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▶ 配信サービス
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《レビュー》
前作に引き続き、ジャック・スパロウ、エリザベス・スワン、ウィル・ターナーの微妙な三角関係があります。エリザベスのタフでカッコイイ女性という印象はより一層高まりましたね。
人食い種族に捕まったジャック・スパロウ達。2つの丸い籠のような檻に入れられ、まるで運動会の障害物競走のように仲間と協力して逃亡を試みるシーンや、ジャック・スパロウが背中に括りつけられた長い棒によるハプニング続出の逃亡劇が面白いです。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」を観てみてくださいね。
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ではまた!
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