ウィル・スミスとマーティン・ローレンスのクールで面白い警官コンビが帰って来る!今度はマーカス(ローレンス)の妹が麻薬取引に潜入捜査。しかも妹の恋人はマイク!? 家族ぐるみの親友警官コンビが今回も事件を面白カッコ良く解決します。日本ではR-15指定を避け、いくつかのシーンをカットしてPG-12指定で公開されていますよ。
《基本情報》
タイトル:バッドボーイズ2バッド(原題:Bad Boys II)
制作:アメリカ/公開:2003年
上映時間:147分/区分:PG-12
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
《あらすじ》
アメリカのフロリダ州にある都市、マイアミでは麻薬シンジケートによる麻薬の密輸が後を絶たないでいた。マイアミ市警の2人の刑事、マーカスとマイクは麻薬密輸ルート破壊のために麻薬の取引きが行われていると思われるKKKの集会に乗り込むも手掛かりは得られなかった。
次に2人は麻薬王が現れるとの通報を受けて出動するがそこでマーカスの妹、シドと鉢合わせする。彼女は連邦麻薬取締局(DEA)の捜査官でマーカスとマイクと同じく麻薬王の接近のためのおとり捜査を行っていた。
さらにシンジケートから入手した金を横取りしようとハイチ人ギャング団が襲い掛かり、壮絶なカーチェイスの末、彼らを蹴散らすが多大な犠牲を払う羽目に。だが、2人は麻薬王の正体を掴み、上司から強制捜査の許可を得て犯人検挙に出るが麻薬王に接触していたシドの素性がバレてしまい、彼女は彼にキューバへと拉致されてしまった。2人は国際問題になることを覚悟して彼のアジトがあるキューバへ突入するのだが……。
(Wikipedia)
《キャスト》
- マーカス・バーネット(マーティン・ローレンス)…主人公、腕利き警察、コミカル
- マイク・ラーリー(ウィル・スミス)…主人公、マーカスの相棒、腕利き警察、クール
- シド(ガブリエル・ユニオン)…マーカスの実妹、マイクの恋人、連邦麻薬局の囮捜査官
- ハワード警部(ジョー・パントリアーノ)…マーカス達の上司、マイアミ市警麻薬取締班班長
- ジョニー・タピア(ジョルディ・モリャ)…フロリダを拠点とする麻薬王
- アレクセイ ピーター・ストーメア)…ロシアンマフィアのナンバー1
- ジョセフ(オレッグ・タクタロフ)…ロシアンマフィアのナンバー2、アレクセイの部下
- テレサ・バーネット(テレサ・ランドル)…マーカスの妻
《スタッフ》
- 監督:マイケル・ベイ
- 脚本:ロン・シェルトン、ジェリー・スタール
- 製作:ジェリー・ブラッカイマー
- 製作総指揮:マイク・ステンソン、チャド・オマン、バリー・ウォルドマン
- 音楽:トレヴァー・ラビン
- 撮影: アミール・モクリ
- 編集:マーク・ゴールドブラット、ロジャー・バートン、トーマス・A・マルドゥーン
《予告編》
(YouTube/YouTube ムービー)
《撮影秘話》
▶ マーカスのペット
マーカスの自宅の庭で登場するペットの犬は「メイソン」という名前のベイ監督のペットで、名前はマイケル・ベイ監督の作品「ザ・ロック」の主人公ジョン・メイソンから。とても飽きやすい性格らしく、2~3回撮り直しをすると飽きて演技をしなくなってしまい、撮影が難航したと監督自身がメイキングで述べている。
▶ マイケル・ベイ監督のカメオ出演
マーカスとマイクが死体搬送車を追いかけようと、通りかかった車を止めて車を借りようとするシーンで、マイケル・ベイ監督が中古車の運転手としてカメオ出演している。
本来は運転手の役としてスタントマンを呼んでいたが、どういうわけか撮影当日そのスタントマンが来ず、代役として監督自身が運転手として演技をすることとなった。
撮影当日、マーカス役のマーティンは運転手はスタントマンだと説明されていた為、監督が代役として運転しているのを知らず、本番撮影時に初めて知って驚く姿がメイキングで収録されている。
その後、撮り直しを行うもマーティンが仕返しとばかりに監督を車から引っ張り出し「映画の監督をした罪だ」という理由で手錠をかける映像も収録されている。
▶ アレクセイの最期
元々、アレクセイはタピアとの再交渉シーンで最期の登場となるはずだったが、アレクセイ役のストーメアが「実際に再交渉での理不尽な要求や部下の死を目の当たりしたら必ず仕返しをするはずだ」と監督にアレクセイの最期のシーンの撮影を提案し、監督自身も乗り気だったため撮影が実現し、TNT部隊がタピアの屋敷に突入するシーンに組み込まれた。
▶ ジェリー・ブラッカイマーの誕生日
キューバのタピア邸の銃撃戦の撮影の日に製作のジェリー・ブラッカイマーが誕生日を迎え、ケース代わりの棺桶の中に入った巨大なケーキで祝えられる。
▶ カーチェイスの事故
警察と「ゾーヤ・ポンド」の高速道路でのカーチェイスで、ギャングたちがキャリアカーから車を放り出すシーンがあるが、本番撮影中に放り出された車の1台が勢い余ってバウンドし、タイヤの向きが変わったことが原因でカメラカーに衝突するという事故が起き、この事故でカメラボックスが破壊され、乗っていたカメラアシスタントが怪我をしてしまった。
撮影スタッフたちは空港で何度もデモンストレーションをした後でこのシーンの撮影をしたらしく、スタッフ全員が「今作の撮影で一番の大事故だった」と述べている。
▶ リアリティへの追求
マイケル・ベイ監督作品『ザ・ロック』でも本物のSEALsの隊員を役者として起用したように、今作もTNTの隊員を役者として起用している。
また、前作『バッドボーイズ』での物陰から身を出す動きが違うと、現役の警察に指摘されたため、実際にレクチャーを受けてから撮影をした。
▶ 特殊撮影車両「ベイ・バスター」と特殊カメラ「アイモ」
マイケル・ベイ監督の特殊撮影車両「ベイ・バスター」が使われるようになったのも今作で、警察と「ゾーヤ・ポンド」の高速道路でのカーチェイスで使用された。
「ベイ・バスター」はピックアップトラックを鉄筋と鉄骨を溶接して改造した三角形の形をした車両で、計8台のカメラを搭載でき、車が衝突してもびくともしないという性能を持っている。
また、カーチェイスシーン全般では「アイモ」と呼ばれる対物特殊撮影カメラが導入されている。このカメラは「物にぶつける」事を視点に置かれた特殊カメラで、実際に「アイモ」を車にめがけて衝突させているメイキング映像があり、本編終盤の丘の町の家屋を突き破りながら猛スピードで下るシーンが撮影可能となった。
これらを生かして、「ベイ・バスター」に「アイモ」を搭載し、キャリアカーから放り出された車に向かって体当たりして撮影したことで、通常では危険な今までにない迫力を実現させることに成功している。
《鑑賞する》
アマゾンや楽天市場など、DVD・Blu-rayや配信サービスのレンタル・購入によって視聴可能です。
★ Amazonで商品を確認 ➤➤ 【DVD】991円/【Blu-ray】1,500円
★ 楽天市場で商品を確認 ➤➤ 【DVD】1,000円/【Blu-ray】1,500円
▶ 前作と本作の2本組セットもおすすめ!
▶ 配信サービス
TSUTAYAやアマゾンPrimeVideoなど、有料もしくは無料(見放題)で視聴可能なほか、ダウンロード(購入)もできますよ。 YouTubeでも300円から視聴できます。
Amazonプライム会員になるとPrimeVideoで映画やドラマがお得に楽しめます。本作は、字幕版のみがあり、有料(400~1,500円)で視聴できますよ。
★ 視聴を開始する ➤➤ 【吹替版】/【字幕版】400~1,500円
《レビュー》
冒頭から名コンビの面白い掛け合いとカッコイイ事件解決シーンが見られます。迫力ある冒頭シーンで観客の心をがっしり掴み、一気に映画の世界へ引き込みます。
今回の見どころはヒロインではないでしょうか。もちろん主役二人の掛け合いとアクションも面白いのですが、この二人の間に立つのがこのヒロイン。マーカスの実の妹であり、自分の知らない間に相棒マイクと恋仲になっていたという三角関係が繰り広げられます。また、麻薬捜査官として潜入する賢い女性というのも、前作とは全く違うヒロイン像です。
▶ 前作の記事
というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「バッドボーイズ2バッド」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
0コメント