洋画「ターミナル」の作品情報と視聴方法とは? メイキング映像やキャストの私生活もご紹介!

スティーブン・スピルバーグ監督とトム・ハンクス主演で贈るロマンスコメディ映画です。母国のクーデターによりパスポートが無効になり、ターミナルに閉じ込められてしまった男の従業員との交流や恋模様を描いた作品です。ヒロインは、キャサリン・ゼタ=ジョーンズですよ。


《基本情報》

タイトル:ターミナル(原題:The Terminal)

公開:2004年6月/アメリカ(日本:同年12月)

上映時間:129分

配給: ドリームワークス(日本:ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ)



《あらすじ》

物語の舞台は、アメリカのジョン・F・ケネディ空港の国際線ロビー。奇怪な缶詰を持ったクラコウジア人のビクター・ナボルスキーが入国手続きゲートで足止めされていた。

彼の母国クラコウジアでクーデターが起き、母国政府が事実上の消滅をしたことで、彼のパスポートは無効状態となり入国ビザが取り消されてしまった。入国も帰国もできず行き場を失ったビクターは、JFK空港の国際線乗り継ぎロビーの中に留め置かれることに。

ビクターは、行動区域が制限され、ポケベルや食事クーポンなどが支給される。乗り継ぎロビーと空港外(アメリカ国内)は扉一枚。監視の目もそこまで厳しくなく、脱走(不法入国)しようと思えば可能なのだが、真面目なビクターは空港内で待つことを選ぶ。

昇進を狙う国境警備局の主任ディクソンは彼を追い出そうとするが、ビクターは空港で小さな仕事を見つけて生活し続ける。やがて、大工としての腕が買われ、ターミナルの内装業を任される。空港職員とも打ち解け始め、客室乗務員の女性アメリア・ウォーレンと出会う。



《キャスト》

  • ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)…主人公、クラコウジア人の中年男性
  • アメリア・ウォーレン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ )…ユナイテッド航空ファーストクラス担当のCA
  • フランク・ディクソン(スタンリー・トゥッチ)…JFK空港の国境警備局主任
  • レイ・サーマン(バリー・シャバカ・ヘンリー)…空港の警備員、ディクソンの部下
  • ジョー・マルロイ(シャイ・マクブライド)…空港職員、貨物輸送担当
  • エンリケ・クルズ(ディエゴ・ルナ)…フード・サービス勤務、スペイン系ヒスパニック
  • ドロレス・トーレス(ゾーイ・サルダナ)…JFK空港の入国係官、エンリケに好かれている
  • グプタ・ ラハン(クマール・パラーナ)…JFK空港の清掃員、インド・マドラス出身


▶ ジャズのレジェンドが出演

本編が進むに連れ、ジャズが重要な要素となっていきます。終盤、ビクターがジャズバーで憧れのジャズ奏者にようやく会うことができるシーンで、ベニー・ゴルソン本人が出演をしていますよ。


《スタッフ》

  • 監督:スティーヴン・スピルバーグ
  • 脚本:サーシャ・ガヴァシ、ジェフ・ナサンソン
  • 原案:アンドリュー・ニコル、サーシャ・ガヴァシ
  • 製作:ウォルター・F・パークス、ローリー・マクドナルド、スティーヴン・スピルバーグ
  • 製作総指揮:パトリシア・ウィッチャー、ジェイソン・ホッフス、アンドリュー・ニコル
  • 音楽:ジョン・ウィリアムズ
  • 撮影:ヤヌス・カミンスキー
  • 編集:マイケル・カーン



《予告編》

(YouTube/YouTube ムービー)


▶ 予告編と本編の楽曲

予告編や公式サイトで印象的に使われている曲は、ジョン・デンバー作の「悲しみのジェット・プレーン」(Leaving on a Jet Plane) をシャンタール・クレヴィアジックがカバーした物。映画本編では使われていません。

また、映画予告内で使われた曲は、Immediate Musicの「Rhapsody」「Dare to Dream」「The New Land」の3曲が本編でも使われています。



《撮影秘話》

▶ 舞台となったJFK空港をセットで再現

空港での撮影は、テロへの警戒により本物の空港は撮影許可が下りず、全てセットでの撮影となりました。

舞台となったのはJFK国際空港は、建設に20週間を費やしたカリフォルニアの巨大格納庫に作られたセットは、数箇所の国際空港を融合させたものとなっています。

セット内にある店舗は全て実在するものであり、バーガーキングや日本の吉野家等を始め35店舗が参加。エキストラには実際にその店舗で研修を行わせました。本物の店員が出演した店舗もありますよ。


▶ 空港セット内で使われた本物

ビクターの搭乗予定の航空会社はユナイテッド航空であり、アメリアはユナイテッド航空のフライトアテンダントという設定。そのため、劇中ではユナイテッド航空提供のボーイング747が使用されていますよ。また、スターアライアンスは主要なスポンサーであり、制服、備品、エキストラを提供していました。


▶ 名優トム・ハンクスのユーモア

作中、トム演じるビクターがガラス窓にぶつかるコミカルなシーンがあります。これは、トム自身の考案で採用となったアドリブです。


▶ 監督来日がキャンセルされていた!?

東京国際映画祭にスピルバーグの来日と舞台挨拶も予定されていましたが、『宇宙戦争』の撮影の為にキャンセルとなってしまいました。


▶ ビクターの物語には、モデルがいた!?

実在のモデルは、1988年からパリのシャルル・ド・ゴール空港で18年も生活したイラン人、マーハン・カリミ・ナセリと言われていますよ。この映画の製作者は、このマーハンが書き続けた日記「ターミナルマン」の映画化権を30万ドルで買っています。



《鑑賞する》

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《レビュー》

トム・ハンクスも私の好きな俳優さんですね。真面目な男の役ですが、彼のユーモアのセンスが光ります。英語が全くわからない外国人(主人公)が、局員の質問にとりあえず「Yes」と答えておけば何とかなるだろうという考え方は、あるあるですね。

母国がクーデターで空港に立往生という設定にも関わらず、あまり悲劇的に感じさせないコミカルなストーリーになっています。真面目で素直な主人公だからこその面白さがありますよね。

また、空港内職員と親しくなっていくのも心温まりますし、主人公ビクターの恋模様はもちろん、親しくなった機内食サービス担当のエンリケと入国係官ドロリスの恋模様も描かれています。

本作は落ち着いたコメディを観たい方におすすめの映画ですね。


というわけで、

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。


ぜひ「ターミナル」を観てみてくださいね。

コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~


その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。


ではまた!


ShigaNonBlog ENTAME COURIER

ShigaNonサイト提供|シナリオ・センター出身ライター・志賀内のぞ美のブログ「エンタメ・クーリア」です。映画・ドラマを毎朝8:00に1作品紹介!基本的な作品情報や視聴方法だけでなく、メイキングやNG映像、キャストの私生活などもまとめています。

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