洋画「仮面の男」の作品情報と視聴方法をご紹介!

タイタニックの次ぐ主演映画でレオ様が正反対の双子役に挑戦! 三銃士によって、仮面を付けて監禁されていた弟が、意地悪な双子の兄・王様と入れ替わり国の改正を試みます。アレクサンドル・デュマの『ダルタニャン物語』をベースに、ルイ14世の鉄仮面伝説と老いた三銃士の復活、王妃とダルタニアンの秘めた恋を描いた歴史娯楽映画です。


《基本情報》

  • タイトル:仮面の男
  • 原題:The Man in the Iron Mask
  • 製作:アメリカ/公開:1998年3月(日本:同年8月)
  • 上映時間:132分
  • 配給:MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)/日本:UIP(ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ)



《あらすじ》

かつてルイ13世の下で勇名を馳せた三銃士アラミス、アトス、ポルトスは現役を引退し、彼らと友情を交わしたダルタニアンは銃士隊長としてルイ14世に仕えていた。

しかし、ルイは戦争によって国力を疲弊させ、貧困に喘ぐ国民を顧みない態度を示すなど、忠誠の対象となるには程遠い国王だった。仕舞には、アトスの息子ラウルがプロポーズをしようとした恋人に手を出すため、銃士隊に入隊したばかりのラウルを戦争の最前線に異動させた。

三銃士とダルタニアンは、ルイを国王の座から引きずり下ろす作戦を考えたが、ダルタニアンは忠誠を優先する。アラミスの計画で三銃士は幽閉されている謎の鉄仮面の男の監獄を訪れ助け出す。男の鉄仮面を外してやると、ルイ国王と瓜二つであった。男の正体はルイの双子の弟フィリップ。性格は正反対で心優しい青年だ。

そして三銃士は、ルイが主催する仮面舞踏会でルイ国王とフィリップを入れ替える作戦に躍り出る。



《キャスト・スタッフ》

  • ルイ14世(レオナルド・ディカプリオ)…国王、性格は意地悪
  • フィリップ(レオナルド・ディカプリオ)…国王の双子の弟、幽閉されていた仮面の男、善人
  • アトス(ジョン・マルコヴィッチ)…かつてルイ13世の下で勇名を馳せた三銃士の一人
  • アラミス(ジェレミー・アイアンズ)…かつてルイ13世の下で勇名を馳せた三銃士の一人
  • ポルトス(ジェラール・ドパルデュー)…かつてルイ13世の下で勇名を馳せた三銃士の一人
  • ダルタニアン(ガブリエル・バーン)…銃士隊長、三銃士と友情関係
  • アンヌ王妃(アンヌ・パリロー)…ルイ14世の妻、ダルタニアンと恋仲
  • クリスティーヌ(ジュディット・ゴドレーシュ)…ルイ14世に好かれている、ラウルと婚約
  • ラウル(ピーター・サースガード)…クリスティーヌの婚約者、ルイ14世の策略で戦地へ
  • アンドレ(エドワード・アタートン)…ダルタニアンの部下
  • 宮廷顧問(ヒュー・ローリー)



▶ レオ様の一人二役

数々の代表作を持ちアワード常連の実力派であり、今や知らない人はいない有名な俳優レオナルド・ディカプリオ(1974年11月11日生)。父の再婚相手の息子(義兄)がテレビCM出演で収入を得ていることに感化され、10歳から俳優を志し14歳のときにテレビCMで子役デビューしました。

その後、ジョニー・デップと兄弟役で共演した映画「ギルバート・グレイプ」で19歳ながらアカデミー助演男優賞にノミネートされ、その他4アワードでも1ノミネート3受賞を遂げています。「ロミオ+ジュリエット」ではベルリン国際映画祭の銀熊賞 (男優賞)を受賞しました。

本作は、彼を一躍スターにし、日本ではレオ様と親しまれるようになった映画「タイタニック」の翌年に製作された映画です。タイタニックでは、ゴールデン・グローブ賞ノミネートに終わりましたが、本作でゴールデンラズベリー賞ワースト・スクリーン・カップル賞を受賞しています。

2015年の映画「レヴェナント: 蘇えりし者」では、鼻の骨を折りながらも撮影を続行し、6アワードで主演男優賞を受賞。アカデミー賞では5度目のノミネートにして悲願の受賞となりました。



《スタッフ》

  • 監督・脚本・制作:ランダル・ウォレス
  • 製作:ラッセル・スミス
  • 製作総指揮:アラン・ラッド・ジュニア
  • 音楽:ニック・グレニー=スミス
  • 撮影:ピーター・サシツキー
  • 編集:ウィリアム・ホイ



《予告編》

※ 日本語字幕はありません。

(YouTube/George Lewis)



《エピソード》

フィギュアスケート選手の本田武史は、中学校時代英語嫌いでしたが、海外の選手やコーチとの交流を続けるうちに英語の必要性に迫られて、この映画を何度も観賞したそうです。その後、本作の劇中曲を気に入り、自分のダンスにおいて使用しました。



《鑑賞する》

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《レビュー》

パッケージを見ただけでもレオナルド・ディカプリオが実力派なのは一目瞭然で、内面が正反対の双子の表情の違いを見事に表現しており、全くの別人のように感じさせます。

また、双子が同じスクリーン上に登場するシーンでは、後に合成されることを予測した演技が求められます。想像力が優れていないと目線が合っていないなどの不自然な結果になりかねませんが、本作では目線もちゃんと合っていて精巧にできた合成シーンだと思います。

三銃士にも名優が揃うほか、宮廷顧問に医療ドラマ「Dr.HOUSE」で知られるヒュー・ローリーや、アトスの息子ラウルには映画「フライトプラン」や「エスター」のピーター・サースガードといった現在活躍している豪華な顔ぶれにも注目です。


というわけで、

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。


ぜひ「仮面の男」を観てみてくださいね。

コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~


その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。


ではまた!


ShigaNonBlog ENTAME COURIER

ShigaNonサイト提供|シナリオ・センター出身ライター・志賀内のぞ美のブログ「エンタメ・クーリア」です。映画・ドラマを毎朝8:00に1作品紹介!基本的な作品情報や視聴方法だけでなく、メイキングやNG映像、キャストの私生活などもまとめています。

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