4大アワード常連のキャスト・スタッフが、世界で初めて性転換をしたリリー・エルベという実在した女性の苦悩な人生を映画化! 第88回アカデミー賞で、エディ・レッドメインは主演男優賞、ゲルダ役のアリシア・ヴィキャンデルは助演女優賞を受賞した作品です。
超実力派俳優エディ・レッドメインの美しい女装姿や体当たり演技が見られます。同性愛への関心が深まっている今日だからこそ、世間の彼らへの理解を時代背景とともに考えさせられるヒューマン映画です。
~あらすじ~
1882年~1931年まで実在したデンマーク画家のアンナー・べグナーが、世界初の性転換手術によりリリー・エルベ(女性)となった実話を映画化。
肖像画家の妻・ゲルダのモデルが現れず、その代役を務めたアイナーは女装に目覚める。妻も本気とは知らず、いたずら半分で女装を手伝う。あるパーティーにリリーの姿で現れたアイナーは、男性に声をかけられ女心が揺さぶられる。
その後、リリーとしての時間が増えていく夫にゲルダは戸惑う。しかし、リリーの切なる思いにまだ研究段階の最新医療技術である性転換手術を受けられるよう応援するようになっていく。
~キャスト・スタッフ~
超実力派俳優 エディ・レッドメイン(1982年1月6日生、イギリス・ロンドン出身)
エディ・レッドメインは本作をはじめ、「レ・ミゼラブル」や「博士と彼女のセオリー」「マリリン 7日間の恋」など歴史的な作品に引っ張りだこの実力派アカデミー賞俳優です。
また、「ハリー・ポッター」シリーズの「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」では主演を務めるなど、アクションもこなせる今乗りに乗っている俳優の一人です。
実は彼、幼少期から演技のレッスンを受け、10代の頃は名門イートン校に通う一方でモデルをやっていました。その後ケンブリッジ大学に進学し、プロの俳優としてキャリアを積み始めると、ロンドン・イブニング・スタンダード・アワードやトニー賞など、英米の名だたる演劇賞を受賞し続けます。世界的に有名になってからのプライベートも妻子に恵まれ順風満帆。
インテリでまさに超実力派俳優のイギリス紳士なのです!
~予告編・特別映像~
リリーのすべて(原題: The Danish Girl) 2015年公開 イギリス 120分 R15+
(出典:YouTube/シネマトゥデイ)
特別映像(メイキング)
(出典:YouTube/シネマトゥデイ)
~鑑賞する~
アマゾンや楽天市場など、DVD・Blu-rayや配信サービスのレンタル・購入によって視聴可能です。
配信サービス
TSUTAYAやアマゾンprimeVideoなど、有料でレンタルして視聴できるほか、ダウンロード(購入)も可能ですよ。
本作はアマゾンPrime会員の場合、プライムVideoにて100~700円で視聴でき、吹替版・字幕版が選択できますよ。
~観ました!~
エディ・レッドメインは天才だと思います。本当に実力派だなぁと!
世界初の試みとなると、性別を替えるというのは他の誰も想像できなかったことでしょう。まだ事例がなく命の保証もない段階で、性転換を決心するのはとても勇気がいることです。彼、いや彼女がいてくれたおかげで、現在の同性愛者が少しでも自分らしく生きられるようになったのです。まだまだ課題は多いですが、近年ようやく彼らが世間から理解されはじめ、性転換手術への負担が少なくなってきたといえます。
それでも、自分の人生を性別から換えてしまうというのはとても勇気のいること。さらに、当事者の周りで彼らを愛し支える人々の戸惑いや苦悩を抱え、理解する勇気が必要です。
他人事ではなく、皆が真剣に考え固定観念や常識にとらわれず、彼ら自身の個性を理解してあげる必要があるのです。
本作を観終わると、そんなことを考えていました。特に同性愛者に偏見を持つ方にぜひ観てほしいですね。
公式サイト
というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「リリーのすべて」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
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