嵐でオズの世界に迷い込んでしまった少女が帰る方法を求めて冒険するファンタジー!1900年の児童小説を1939年に映画化したミュージカルの名作です。モノクロが一般だった当時、オズの国でのカラーフィルムの演出は極めて珍しく高く評価されました。作品を通してモノクロとカラーの融合を上手く使い分けているのは、この時代ならではですね。
《基本情報》
- タイトル:オズの魔法使い
- 原題:The Wizard of Oz
- 製作:アメリカ
- 公開:1939年8月25日(日本:1954年12月22日)
- 上映時間:101分
- 配給:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
《あらすじ》
エムおばさん、ヘンリーおじさん、そして下働きのハンク、ヒッコリー、ジークとともにカンザスの農場に住む少女ドロシー・ゲイルは「虹の彼方のどこかに(Somewhere Over The Rainbow)」より良い場所があると夢見ている。彼女はトルネードに襲われて気を失った後、愛犬のトトや自分の家とともに魔法の国オズへ運ばれてしまう。
そこで出会った北の良い魔女は「黄色のレンガ道をたどってエメラルド・シティに行き、オズの魔法使いに会えば、カンザスへ戻してくれるだろう」とドロシーに助言してくれた。旅の途中で彼女は知恵が欲しい案山子、心が欲しいブリキ男、勇気が欲しい臆病なライオンと出会い、ドロシーや彼らの思いを胸に、彼らと絆を深めながら帰る方法を求めて旅をする。
《キャスト》
- ドロシー(ジュディ・ガーランド)…カンザスの農場に住む少女
- 案山子/ハンク(レイ・ボルジャー)…知恵が欲しい/農場の下働き
- ブリキ男/ヒッコリー(ジャック・ヘイリー)…心が欲しい/農場の下働き
- ライオン/ジーク(バート・ラー)…臆病、勇気が欲しい/農場の下働き
- グリンダ(ビリー・バーク)…北の良い魔女
- 西の悪い魔女/ミス・ガルチ(マーガレット・ハミルトン)
- オズの大魔法使い/占い師マーヴェル/御者/門番(フランク・モーガン)
- トト(テリー)…ドロシーの愛犬
《スタッフ》
- 監督:ヴィクター・フレミング
- 脚本:ノエル・ラングレー、フローレンス・ライアン、エドガー・アラン・ウルフ
- 製作:マーヴィン・ルロイ
- 音楽:ハーバート・ストサート
- 撮影:ハロルド・ロッソン
- 編集:ブランシュ・セーウェル
《予告編》
※ 日本語吹替および字幕付き動画ではありません。
(YouTube/Warner Bros. Home Entertainment)
《主な挿入歌》
- 虹の彼方に(ドロシー) - Over The Rainbow
- みんな出てらっしゃい(グリンダ) - Come Out, Come Out...
- 鐘を鳴らせ!悪い魔女は死んだ(マンチキン人) - Ding-Dong! The Witch Is Dead
- 黄色いレンガの道をたどって - Follow The Yellow Brick Road
- オズの魔法使いに会いに行こう - You're Off To See The Wizard
- もしも知恵があったなら(案山子) - If I Only Had A Brain
- もしもハートがあったなら(ブリキ男) - If I Only Had A Heart
- もしも勇気があったなら(ライオン) - If I Only Had The Nerve
- これがオズの笑い方 - The Merry Old Land Of Oz
《メイキング映像》
※ 日本語吹替および字幕付き動画ではありません。英語がわかる方にのみ視聴をおすすめします。
(YouTube/Jesus Berry)
《鑑賞する》
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《レビュー》
現実世界がモノクロで、ファンタジーなオズの国をカラーで表現する演出に、時代が進化する境目を見ているようで胸が高まり、作品の流れとしても上手な使い分けがされています。1980年代以前の古い映画は苦手ですが、本作は別です。大人になった今でもたまに観たくなる作品です。映画史に残る名作は、やはり時代に関係なく面白いですね。
ジェームズ・フランコ主演で2013年に公開された映画『オズ はじまりの戦い』も観ましたが、正直本作ほどではなかったと思います。そちらは途中で飽きてしまいましたし、記憶に残る作品ではなかったかと。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「オズの魔法使い」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
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