トム・クルーズ主演、スピルバーグ監督で送るSFアクション!フィリップ・K・ディックの同名短編小説が原作で、2015年には本映画の続編となるテレビドラマがFOXチャンネルで放送されている超大作です。
《基本情報》
- タイトル:マイノリティ・リポート
- 原題:Minority Report
- 製作:アメリカ
- 公開:2001年6月17日(日本:同年12月17日)
- 上映時間:145分
- 製作会社:ドリームワークス、20世紀フォックス、クルーズ/ワグナー・プロダクションズ
- 配給:20世紀フォックス
《あらすじ》
西暦2054年、ワシントンDC。政府は度重なる凶悪犯罪を防ぐ策として、ある画期的な方法を採用し、大きな成果をあげていた。それは、“プリコグ”と呼ばれる3人の予知能力者によって未来に起こる犯罪を事前に察知し、事件が実際に起きる前に犯人となる人物を捕まえてしまうというもの。ジョン・アンダートンはその犯罪予防局のチーフとして活躍していた。
しかし、ある日、ジョンは自分が36時間以内に見ず知らずの他人を殺害すると予知されたことを知る。一転して追われる立場になったジョンは、自らの容疑を晴らそうと奔走するのだが…。(Yahoo Japan 映画)
《キャスト》
- ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)…犯罪予防局の刑事、6年前に息子を誘拐殺害で失う
- ダニー・ウィットワー(コリン・ファレル)…司法省調査官
- アガサ(サマンサ・モートン)…3人の預言者プリコグの一人
- ラマー・バージェス局長(マックス・フォン・シドー)…ジョンの上司
- アイリス・ハイネマン博士(ロイス・スミス)…プリコグによる殺人予知システムの考案者
- エディ・ソロモン医師(ピーター・ストーメア)…闇医者
- ララ・クラーク(キャスリン・モリス)…ジョンの妻
《スタッフ》
- 監督:スティーヴン・スピルバーグ
- 脚本:ジョン・コーエン、スコット・フランク
- 原作:フィリップ・K・ディック『マイノリティ・リポート』(旧題:『少数報告』)
- 製作:ボニー・カーティス、ジェラルド・R・モーレン、ヤン・デ・ボン、ウォルター・F・パークス
- 製作総指揮:ゲイリー・ゴールドマン、ロナルド・シャセット
- 音楽:ジョン・ウィリアムズ
- 撮影:ヤヌス・カミンスキー
- 編集:マイケル・カーン
《予告編》
(YouTube/FoxTVdrama)
《撮影秘話》
▶ 未来モデルに日本車!?
劇中で2054年モデルのレクサスが登場します。これはレクサス・チャンネルを展開するトヨタ自動車の北米のデザイン拠点、CALTYがデザインしたものです。
日本での劇場公開時、そのプロモーションの一環で東京・池袋にあるトヨタ自動車の展示ショールーム、アムラックスで劇中車のレクサスと作品に使われた小道具類が期間限定で特別展示されました。なお、2002年当時は日本ではレクサスは展開前で、その事業発表もなされていませんでした。
▶ トムとコリンが同じ身長!?
コリン・ファレルは長身で、トム・クルーズは小柄だったはず。しかし、作中では同じくらいの身長に見えるような演出がされています。
▶ 見つけられるかな?キャメロン・ディアスがカメオ出演!
ジョン・アンダートンが地下鉄で逃亡したとき、新聞の速報を見てジョンを発見する男性乗客は、映画『バニラ・スカイ』のキャメロン・クロウ監督であり、クルーズはクロウ監督作品の常連です。
さらにその後ろには、目から上しか映っていないがキャメロン・ディアスがカメオ出演しています。
ちなみに、ジョンの仲間であるエヴァンナ役は、スピルバーグ監督の実の娘である女優ジェシカ・キャプショーが演じています。
▶ ビッグスターのトムも巨匠スティーブンにはかなわない!?
トム・クルーズは、なんでもスタントを自身でやりたがる俳優としても知られていますが、スピルバーグは撮影前に「君がやるべきスタントは私が決める」と言って聞かせたそう。
また、本作は銀残しという手法を用いて現像処理され、コントラストが強く、彩度の低い映像となっています。監督のスピルバーグは「汚い映像にすることでリアリティを出したい」と意図してこれを用いています。場面によってはモノクロの映像のように見える特殊な表現なため、当初トム・クルーズは反対の異を唱えていました。
《鑑賞する》
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《レビュー》
スティーブン・スピルバーグらしい近未来のSFアクション映画です。未来でも日本車は世界一なんだなと感じさせ、日本人として嬉しいレクサス起用となりましたね。また、トム・クルーズとコリン・ファレルの共演は、個人的にちょっと意外でした。それぞれ個性が強く、二人とも主役級の大物俳優という認識があるからだと思います。
スピルバーグの娘って、女優として協力すぎるコネがあっていいな、とふと思ってしまった。しかも母親も『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』とかに出てた女優だし。でも、父親の作品以外にもちゃんと出ていますからね。ドラマ『ER救急救命室』とか『グレイズ・アナトミー』とか私観てました。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「マイノリティ・リポート」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
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