ロバート・ダウニー・Jr.の名演技が魅せる伝説の喜劇王チャーリー・チャップリンの半生を描いた伝記映画です。本作で主演ロバート・ダウニー・Jr.は、第65回アカデミー賞主演男優賞、第46回英国アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。チャップリンの実の娘(母親役)や初々しいミラ・ジョヴォヴィッチ(最初の妻役)も出演しています。
《基本情報》
- タイトル:チャーリー
- 原題:Chaplin
- 製作:イギリス
- 公開:1992年12月25日(日本:翌年4月24日)
- 上映時間:145分
- 製作会社 カロルコ・ピクチャーズ
- 配給:トライスター・ピクチャーズ(日本:東宝東和)
《あらすじ》
1963年スイス、チャーリー・チャップリンは72歳になっていた。 自伝の出版にあたって、編集者のジョージ・ヘイデンの取材を受けていた。 ジョージは曖昧な記載記述について尋ね、チャーリーはその質問に答えつつ過去を振り返る。
チャップリンが幼少の頃から、名門カルノー一座の看板俳優時代、そしてハリウッドでの映画製作、富と名声を得るが、やがて映画「チャップリンの独裁者」の製作に纏わる国外追放を突き付けられてしまう。
そして、終戦後のアメリカへの帰国から白髪のはえるまで、彼の一生を克明に追って行きながら、その中での孤独、悲しみ、苦しみ、さらには母、兄弟、恋人などの彼に関わる人物をも含み、チャップリンの人生の軌跡を描いてゆく。
《キャスト》
- チャーリー・チャップリン(ロバート・ダウニー・Jr)…喜劇王
- ハンナ・チャップリン(ジェラルディン・チャップリン)…チャップリンの母親
- マック・セネット(ダン・エイクロイド)…映画プロデューサー
- ウーナ・オニール(モイラ・ケリー)…チャップリンの最後の妻
- ヘティ・ケリー(モイラ・ケリー)…チャップリンの初恋の相手
- ジョージ・ヘイデン(アンソニー・ホプキンス)…記者(架空の人物)
- ダグラス・フェアバンクス(ケヴィン・クライン)…人気俳優、チャップリンの親友
- ポーレット・ゴダード(ダイアン・レイン)…チャップリンの3番目の妻
- ジョーン・バリー(ナンシー・トラヴィス)…認知訴訟を起こした女優
- ジョセフ・スコット(ジェームズ・ウッズ)…バリーの弁護士
- ジョン・エドガー・フーヴァー(ケヴィン・ダン)…FBIの初代長官
- ミルドレッド・ハリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)…チャップリンの最初の妻
- リタ・グレイ(デボラ・ムーア)…チャップリンの2番目の妻
- エドナ・パーヴァイアンス(ペネロープ・アン・ミラー)…チャップリン専属女優
- シドニー・チャップリン(ポール・リス)…チャップリンの兄でマネージャー
- フレッド・カルノー(ジョン・ソウ)…フレッド・カーノ一座の座長
- メーベル・ノーマンド(マリサ・トメイ)…チャップリンと対立する映画監督
- ローランド・トザロー(デイヴィッド・ドゥカヴニー)…映画スタッフ
- メアリー・ピックフォード(マリア・ピティロ)…女優、チャップリンとは共同経営者
- スタン・ローレル(マシュー・コットル)…コメディアン
▶ チャップリンの実の娘が出演!
チャップリンの母ハンナ・チャップリンを演じたジェラルド・チャップリンは、チャールズ・チャップリンとウーナ・オニールとの間に生まれた実の娘です。女優となった娘が、父の母親役、つまり彼女からしてみればおばあちゃん役を演じたという素敵な配役。画像で見比べてみると、お母さんのウーナそっくりですね。
《スタッフ》
- 監督:リチャード・アッテンボロー
- 脚本:ウィリアム・ボイド、ブライアン・フォーブス、ウィリアム・ゴールドマン
- 原案:ダイアナ・ホーキンス
- 原作:チャールズ・チャップリン、デヴィッド・ロビンソン
- 製作:リチャード・アッテンボロー、マリオ・カサール
- 音楽:ジョン・バリー
- 撮影:スヴェン・ニクヴィスト
- 編集:アン・V・コーツ
《予告編》
※ 日本語字幕はありません。
(YouTube/trylikeafool)
《実際の映像と見比べてみよう》
※ 日本語字幕はありません。
(YouTube/dimitreze)
《ロバート・ダウニー・Jr.のインタビュー》
※ 動画自体は日本語字幕付ではありません。YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。少々正確性に欠ける日本語字幕ですが解読しながらでも。
(YouTube/theoffcamerashow)
《鑑賞する》
アマゾンや楽天市場など、DVD・Blu-rayや配信サービスのレンタル・購入によって視聴可能です。 (リンク先は、できるだけ送料無料の新品商品ページを選定しています)
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《レビュー》
ロバート・ダウニー・Jr.の体を張った名演技が光ります。チャップリンのコミカルでド派手なコケっぷりだとか動きそのものを完全コピーしています。母親役の女優さんは見たことありましたが、まさかチャップリンの実の娘とは知りませんでしたね。
伝説の喜劇王の波乱万丈すぎる半生を2時間にまとめるのはとても不可能。結局2時間半くらいになっていますね。ダボついたジャケットに大き目の靴、特徴的なアイラインメイクにちょび髭というイメージが強いので、72歳のおじいちゃんになったチャップリンの姿を、本作最後で初めて見ました。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「チャーリー」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
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ではまた!
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