クローン人間のユアン・マクレガーとスカーレット・ヨハンソンが現実世界に逃亡するSFアクションです。監督は映画「パール・ハーバー」や「アルマゲドン」、「トランスフォーマー」シリーズなどのマイケル・ベイ監督です。
《基本情報》
- タイトル:アイランド
- 原題:The Island
- 製作:アメリカ
- 公開:2005年6月22日(日本:同年7月23日)
- 上映時間:136分
- 製作会社:ドリームワークス、パークス/マクドナルド・プロダクションズ
- 配給:ワーナー・ブラザース
《あらすじ》
2019年。地球の大気は汚染され、生き残った人々は、徹底管理のゆき届いたハイテクなコロニーで暮らしていた。ここに暮らす全ての住人の夢は、唯一汚染を免れた自然豊かな美しい島「アイランド」に移住すること。しかし、毎日行われる抽選で運よく選ばれた者しか行くことを許されない。
主人公リンカーンもコロニーに暮らす一人。コロニーでの暮らしは安全且つ快適だが、下界は汚染されているため外には出られず、唯一の楽しみは施設内の女性棟に住むジョーダンと時折会話を交わすことだけ。リンカーンは、コロニーでの生活に退屈し始めていた。
ところがある日、部屋を抜けだしてこっそりコロニーを探索したリンカーンは、恐るべき事実に気づかされる。コロニーの住民はクローンで、「アイランド」当選者は臓器提供や代理出産用を済ませると薬殺されてしまうのだった。リンカーンは危険を察知し、「アイランド」行きに選ばれたばかりのジョーダンを連れて施設から脱走する。
地上に出た彼らが目にしたのは、汚染とは程遠い澄み切った青空と広がる大地だった。二人は、コロニーで友人になった技術者のマッコードを捜し出し、自分達施設の住民が保険会社のクライアントに臓器や代理母を提供するためのクローンでしかないこと、彼らの幼い時の記憶でさえもプログラムで捏造されたものなのだということを知らされる。
その後、マッコードの協力も得て、初めての下界に戸惑いつつも、手に手を取って逃亡を図るリンカーンとジョーダン。しかしコロニーの機密を知ってしまった彼らには、既に追手が掛かっており、容赦なく二人を排除しようとしていた。
《キャスト》
- リンカーン・6・エコー(ユアン・マクレガー)…トム・リンカーンのクローン
- ジョーダン・2・デルタ(スカーレット・ヨハンソン)…サラ・ジョーダンのクローン
- ローラン(ジャイモン・フンス)…リンカーン・エコーとジョーダン・デルタを追う刑事
- バーナード・メリック医師(ショーン・ビーン)…クローンを作り出した張本人
- スタークウェザー・2・デルタ(マイケル・クラーク・ダンカン)…アメフト選手のクローン
- ジェームス・マッコード"マック"(スティーヴ・ブシェミ)…コロニー技術者、リンカーン・エコーの友人
- ジョーンズ・3・エコー(イーサン・フィリップス)…クローン、リンカーン・エコーの友人
《スタッフ》
- 監督:マイケル・ベイ
- 脚本:カスピアン・トレッドウェル=オーウェン、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
- 原案:カスピアン・トレッドウェル=オーウェン
- 製作:マイケル・ベイ、イアン・ブライス、ウォルター・F・パークス
- 製作総指揮:ローリー・マクドナルド
- 音楽:スティーヴ・ジャブロンスキー
- 撮影:マウロ・フィオーレ
- 編集:ポール・ルベル、クリスチャン・ワグナー
《予告編》
※ 字幕なし
(YouTube/TrailersPlaygroundHD)
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《レビュー》
お気に入り映画の一つです。作品としては面白いですが、結構複雑な問題がテーマですね。自分がクローンと知るなんてかなりショックですよね。確かに臓器は代理母が必要な人にとっては、自分の遺伝子なら適応率は確かですからクローンは必要な存在です。しかし、クローンに意思が備わっているならば、クローン側が事実を知って逃げたがるのも当然です。
臓器や母体をクローン技術で作ってしまうのはいいと思います。正直私も代理母が必要な身体なので。しかし、人を丸々作ってしまうことで意思も生まれ厄介な問題になってしまうのでは?必要な臓器だけ、子宮とそれを管理できる場所だけあれば、この映画のような複雑且つ残酷な問題は取っ払えるはずですよね。
本作は2019年。来年じゃないですか!本作のような結果にはならないような、クローンや臓器再生、代理母出産の技術・制度が実現する良い未来を期待したいですね。
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「アイランド」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
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