映画史に残る超有名SF映画「BTTF」シリーズ第2段！ 前回は30年前にタイムスリップしたけれど、今度は30年後のマーティに問題が起きて、未来へタイムスリップすることに。マイケル・J・フォックスが、現在のマーティ、30年後のマーティ、30年後の息子、娘まで演じます。彼の女装姿、なかなか可愛いですよ。
《基本情報》
タイトル：バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(原題：Back to the Future Part II)
※ ファンの間では、本シリーズは「BTF」や「BTTF」と略されています。
制作：アメリカ／公開：1989年8月(日本：同年翌月)
上映時間：108分
製作会社：アンブリン・エンターテインメント
配給：ユニバーサル映画(日本：UIP)
《あらすじ》
1955年から1985年に帰還し恋人ジェニファーと抱き合うマーティの目の前に、ドクがデロリアンで現れる。未来においてマーティの息子が問題を起こすのだ。マーティとドク、ジェニファーは、30年後にタイムトラベル。だが、デロリアンが空中に消える瞬間をビフ・タネンが目撃していた。
30年後である2015年10月21日に到着。未来のマーティはジェニファーと結婚しているが、ビフの孫グリフの言いなりである息子が窃盗容疑で捕まり、マクフライ家の家族崩壊を招くことを知る。マーティは息子になりすまし、トラブルをどうにか未然に防ぐことに成功する。
未来からの帰りがけに、マーティは骨董品屋で1950年~2000年のスポーツの試合結果が書かれた年鑑を買うがドクに捨てられてしまう。それを見ていた老人ビフがゴミ箱からスポーツ年鑑を回収。デロリアンをこっそり盗み、1955年へ行って高校時代の若き自分に年鑑を手渡し、デロリアンを元の位置に戻す。これにより過去・現在・未来が変わってしまった。
ビフは年鑑によって大金持ちになり、辺り一帯を牛耳る大地主になっており、マーティとドクにとって最悪の状況になっていた。マーティは、ビフの元へ行き命からがら年鑑を手に入れた経緯を聞き出す。マーティとドクは、ビフが年鑑を手に入れた日であり、マーティが時計台の落雷を利用して1985年に戻った日へ旅立つ。
1955年に戻ったマーティはドクと別行動をとり、若いビフと老人ビフの接触を目撃しビフの車に乗り込む。高校のダンスパーティーで前回のマーティがロックで会場を盛り上げている中、現在のマーティは若いビフが肌身離さず持っている年鑑を取り戻そうと奮闘する。
《キャスト》
- マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)…ロックとコーラを愛する高校生
- マーティ・マクフライJr.／マーリーン・マクフライ(マイケル・J・フォックス)…マーティの息子と娘
- エメット・ブラウン博士"通称ドク"(クリストファー・ロイド)…マーティの親友、科学者
- ビフ・タネン(トーマス・F・ウィルソン)…マクフライ家と長年因縁関係にある
- グリフ・タネン(トーマス・F・ウィルソン)…ビフの孫
- ロレイン・ベインズ・マクフライ(リー・トンプソン)…マーティの母
- ジェニファー・パーカー(クラウディア・ウェルズ)…マーティの恋人
- ジョージ・マクフライ(クリスピン・グローヴァー)…マーティの父
▶ チョイ役にあの人が!?
(1) マーティがマーティJr.に成りすまし店に入ると、子供達がシューティング・ゲームをしており、マーティが話しかけます。その1人は子役時代のイライジャ・ウッド。超大作映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの主役で有名ですが、子役出身だったんです。「ホーム・アローン」などの有名子役として有名なマコーレイ・カルキンとも共演していますよ。
(2) ビフの孫グリフの取り巻きの1人、ホワイティを演じるのはジェイソン・スコット・リーです。彼は中国系アメリカ人俳優で、1993年頃からカンフースターのブルー・スリー役を往年演じたことで知られています。日本ではディスク未発売作ですが、1994年の映画「ジャングル・ブック」では主演のモーグリも演じていますよ。
《スタッフ》
監督・脚本：ロバート・ゼメキス
脚本：ボブ・ゲイル
製作総指揮：スティーヴン・スピルバーグ、フランク・マーシャル、キャスリーン・ケネディ
音楽：アラン・シルヴェストリ
撮影：ディーン・カンディ
編集：アーサー・シュミット
《予告編・メイキング映像》
（YouTube/YouTube ムービー）
▶ メイキング映像
※ 古い作品なので、かなり画質が悪いです。ご了承ください。また、日本語字幕はありませんが、YouTubeにて自動翻訳機能をオンにし、日本語設定での視聴をおすすめします。
（YouTube/Grant Carden）
▶ 撮影秘話
「BTTFⅡ」と「BTTFⅢ」は同時に撮影され、「Ⅱ」公開の6ヶ月後に「Ⅲ」が公開されました。
《鑑賞する》
アマゾンや楽天市場など、DVD・Blu-rayや配信サービスのレンタル・購入によって視聴可能です。
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▶ 配信サービス
TSUTAYAやアマゾンprimeVideoなど、有料もしくは無料(見放題)で視聴可能なほか、ダウンロード(購入)もできますよ。 YouTubeでも300円から視聴できます。
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《レビュー》
私の大好きな映画シリーズです。ファンは未だに多いですよね。現実世界の2015年は本作で描かれたような世界とは少し違いますが、バーチャル映像的なことを考えると、3Dやプロジェクション・マッピングといった近しいものは出来ていますよね。また、本作に登場したホバーボードやシューズなど、ファンが技術の発達に伴いアイテムを現実化しました。
本作は未来を描いたフィクションですが、「現実の未来を作った」といっても過言ではありません。ということは、本作の未来予想はあながち間違いではなかったということになりますね。
本作の内容においては、現在・過去・未来が入り組んでいて複雑ですが、そこがとても面白いところです。マイケル・J・フォックス演じる現在のマーティと息子マーティJr.が、同じ格好をしているのに別人のような感じがするのが不思議です。また彼の娘役も可愛かったですね。身長があまり高くないので、女性役にも違和感がありませんでした。
▶ 他シリーズ作品の記事も！
というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた！
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