アリスのこれまで戦ってきた環境を再現したアンブレラ社の実験施設で、死んだはずのかつての仲間達が襲い掛かります。超絶人気ゾンビアクション映画「バイオハザード」シリーズの第5段！ サブタイトルの「リトリビューション」は「報復」「報い」という意味ですよ。
《基本情報》
- タイトル：バイオハザードV リトリビューション
- 原題：Resident Evil: Retribution
- 制作：アメリカ／公開：2012年9月14日(日米同時公開)
- 上映時間：96分／区分：G-12
- 製作会社：コンスタンティン・フィルム、インパクト・ピクチャーズ
- 配給：スクリーン・ジェムズ(日本：ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)
《あらすじ》
アルバート・ウェスカーとの死闘を終え、アルカディア号に囚われていた生存者達を救出して甲板へ出てきたアリス・アバーナシーを、上空からアンブレラ社の戦闘部隊が急襲する。それを率いていたのは、かつてアリスと共に戦った仲間のジル・バレンタインだった。圧倒的な戦力差を前にそれでも一人戦うアリスは、多大な犠牲者を生んだ壮絶な銃撃戦の末に戦闘機の墜落に巻き込まれ、海へ転落する。体が深く沈みゆく中、アリスは絶望感と孤独感に打ちひしがれ、意識が遠のいていった。
意識を取り戻すと、目の前には平和な家庭があった。耳の不自由な娘と頼もしい夫に囲まれ、アリスは主婦として幸せな朝のひと時を過ごしていたが、そこへアンデッドが襲来したことで、周囲はたちまち地獄絵図へ変わる。娘を連れて逃げ出したアリスはとある民家へ落ち延びるが、そこで娘を隠してアンデッドを撃退した直後、新たなアンデッドに襲われる。それは、自宅で身を挺してアンデッドから逃がしてくれた夫の変わり果てた姿だった。
再び意識を取り戻すと、アリスは謎の実験施設の独房に囚われていた。そこでジルから執拗な拷問を受けるが、突然セキュリティシステムが停止し、独房の扉が開く。アリスは逃走の末に施設の制御室へ到着するが、そこでアンブレラ社の元工作員エイダ・ウォンに出会う。アリスがエイダを殺そうとした時、モニター越しにある人物が現れる。それは、死んだはずのウェスカーだった。ここがアリスだけでは脱出が困難な場所であり、エイダがウェスカーの命令で救出に来たことを知ったアリスは、やむなくエイダと行動を共にするが、すぐそこにジル率いるアンブレラの攻撃部隊や強力なアンデッド、そして生物兵器が迫っていた。
かつての仲間から攻撃され、かつての敵に助けられるアリスは、果たして実験施設から脱出することができるのか。
《キャスト》
- アリス・アバーナシー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)…アンブレラ社の元特殊部隊工作員
- アルバート・ウェスカー(ショーン・ロバーツ)…アンブレラ社の元幹部
- レッドクイーン(ミーガン・シャルパンティエ/声：アヴェ・マーソン・オブライアン)…アンブレラ社が開発した最先端の人工知能
- レオン・S・ケネディ(ヨハン・アーブ)…アリス救出チームのリーダー
- エイダ・ウォン(リー・ビンビン/声：サリー・カーヒル)…アンブレラ社の元工作員
- バリー・バートン(ケヴィン・デュランド)…アリス救出チームの一員
- ルーサー・ウエスト(ボリス・コジョー)…アリス救出チームの一員、アリスと面識あり
- ジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)…レッドクイーンに洗脳された元S.T.A.R.S.隊員
実験用クローン
- クローンアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)…アンブレラ社が造り出したアリスのクローン
- トッド(オデッド・フェール)…アンブレラ社が造ったカルロスのクローン、アリスの夫
- ベッキー(アリアーナ・エンジニア)…実験用クローンの少女、アリスとトッドの娘
- クローンレイン(ミシェル・ロドリゲス)…アンブレラ特殊部隊員レインのクローン/民間人女性
- クローンワン(コリン・サーモン)…アンブレラ特殊部隊隊長ワンのクローン
- 第一感染者のクローン(中島美嘉)…東京の第一感染者のクローン
クリーチャー
- マジニ・アンデッド：アンデッドが進化した亜種、「マジニ」はスワヒリ語で「悪霊」
- 処刑マジニ：レッドクイーンによって解き放たれた人間ベースの生物兵器
- プラーガ寄生体：脊椎の寄生生物、宿主の身体能力を向上、素体がアンデッドであれば知性も与える
- プラーガ・アンデッド：プラーガを投与されたアンデッド、レッドクイーンの生物兵器
- チェーンソー男：プラーガと高い適合率を見せたアンデッド
- 巨大リッカー：人間ベースの生物兵器、不安定な性質で巨大化することがある
キペペオ：ワシントンD.C.の上空を飛行する翼竜のようなクリーチャー、蝶々
▶ アリスが普通の主婦に!?
アンブレラ社の実験施設にある架空現実の世界で、アリスは普通の主婦として幸せに暮らします。夫はトッドという民間人ですが、第4作目で死んだカルロスのクローンです。
また、2人にはベッキーという難聴の娘がおり、今作のアリスは大切な娘を守りながら戦います。ベッキーを演じたのは、映画「エスター」のアリアーナ・エンジニア(2001年3月6日生)です。彼女は実際に難聴を抱えるカナダの女優です。
▶ かつての出演者が大集結！
アンブレラ社の実験施設にある架空現実の世界で、第1作で登場した仲間達がクローンとなってアリスの目の前に現れます。第1作で死んだレインのクローンは、民間人の女性と攻撃部隊員で登場しますよ。また、カルロスのクローンも民間人トッド(アリスの架空の夫)と攻撃部隊員として登場します。
ジル・バレンタインは前回にも再登場しています。警官だった第2作の黒髪ボブをブロンドのロングヘアにしており、イメージがガラリと変わっています。
また、前回に引き続き登場している黒人の生存者ルーサーは、アリスの仲間として共に戦います。
▶ 原作ゲームのキャラクター
本作に登場する、アンブレラ社の元工作員エイダ・ウォン(リー・ビンビン)とレオン・S・ケネディ(ヨハン・アーブ)は、原作となった日本ゲーム「バイオハザード」シリーズでお馴染みのキャラクターですよ。彼ら以外にも、映画全シリーズを通して原作ゲームのキャラクターは複数登場しています。原作ゲームファンにはたまらないですね。
▶ 本作のレッドクイーン
本作でレッドクイーンを演じたミーガン・シャルパンティエ(2001年5月26日生)は、カナダの若手女優です。2011年の映画「赤ずきん」では、アマンダ・サイフリッドが演じた主人公ヴァレリーの幼少期を演じましたよ。
《スタッフ》
- 監督・脚本・制作：ポール・W・S・アンダーソン
- 製作：ジェレミー・ボルト、ドン・カーモディ、サミュエル・ハディダ
- 製作総指揮：マーティン・モスコウィッツ
- 音楽：トムアンドアンディ
- 撮影：グレン・マクファーソン
- 編集：ニーヴン・ハウィー
《予告編》
（YouTube/シネマトゥデイ）
《メイキング映像&NGシーン》
※ 日本語字幕は付いていません。字幕付きで視聴したい場合は、YouTubeで自動翻訳機能をオンにし日本語設定にして再生してください。
（YouTube/Dread Central）
▶ NGシーン
（YouTube/djblack1313）
《特別映像~来日ワールドプレミア~》
（YouTube/maidigitv）
《鑑賞する》
アマゾンや楽天市場など、DVD・Blu-rayや配信サービスのレンタル・購入によって視聴可能です。(リンク先は、できるだけ送料無料の新品商品ページを選定しています)
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《レビュー》
第5作目にしてクローンではあるものの、かつてのキャラクターが数多く登場するという展開や主婦としてのアリスの姿、そして、主婦アリスの夫がカルロスという展開が今までにない展開であり、視聴者が望む「もしもの設定」という感じで面白かったですね。
また、アリスの娘を演じたアリアーナ・エンジニアちゃんは、「エスター」のときから思っていましたが、とっても可愛いですよね。髪型が主婦アリスとそっくりで、キレイな親子という感じがでていました。そして、戦う女性アリスが、本作で娘を守る母として戦うという愛が1つの大きなテーマとなっているのも新鮮です。
▶ 前作と次作の記事
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というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「バイオハザードⅤ：リトリビューション」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた！
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