洋画「バイオハザードⅡ:アポカリプス」の作品情報と視聴方法は?

ミラ・ジョボビッチ主演の爆発的大ヒットシリーズ第2段! アンブレラ社「ハイブ」のバイオハザード発生から36時間。ウイルスは街にまで蔓延したため、残り4時間で核攻撃を受けて消滅してしまう。アリスは、警官ジル達と共にウイルス開発者の娘を救出し、街を脱出しなければならない。シリーズ内で、G-12指定を唯一受けていない作品ですよ。


《基本情報》

  • タイトル:バイオハザードⅡ アポカリプス(原題:Resident Evil: Apocalypse)
  • 製作:イギリス、カナダ、アメリカ
  • 公開:2004年9月10日(日本:同年9月11日)
  • 上映時間:94分
  • 製作会社: コンスタンティン・フィルム
  • 配給:スクリーン・ジェムズ(日本:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)



《あらすじ》

アンブレラ社の地下秘密研究所「ハイブ」でのバイオハザード発生から2日。汚染が食い止められた真上にあるラクーンシティはいつも通りの日常を送っていた。だが、バイオハザード事件を調査すべく派遣されたアンブレラ社の社員が封鎖された地下入り口を開けてしまい、ウイルス汚染が街にまで蔓延。連鎖的にアンデッド達が溢れ出し、街は壊滅状態となった。

アンブレラ社は、中央警備局(CSA)やU.B.C.S.を派遣しラクーンシティを封鎖。街に取り残された人々の中にはS.T.A.R.S.に所属し、停職処分中だったジル・バレンタインもいた。ジルは同僚の警官や一般市民と、教会で3匹のリッカー達に出くわし絶体絶命の窮地を迎えた時、オートバイでステンドグラスを割って飛び込んでくるアリスに救われる。

その頃、街外れにあるアンブレラ社の仮設テントでは、事件の発端となったT-ウィルスを開発した博士チャールズ・アシュフォードが街のメインコンピュータの監視システムへ侵入し、一人娘アンジェラを探していた。彼は下半身不随で車椅子なため、動ける生存者を探し、アリス達への接触を試み、娘の救出と街の脱出を頼む。

ところが、アリス達の背後にはネメシスの影が迫っていた。



《キャスト》

  • アリス・アバーナシー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)…アンブレラ社の元特殊部隊員
  • ジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)…S.T.A.R.S.の若き女性隊員
  • ロイド・ジェファーソン・ウェイド "L.J."(マイク・エップス)…スリ容疑で捕まった黒人男
  • アンジェラ・アシュフォード "アンジー"(ソフィー・ヴァヴァサー)…チャールズの一人娘
  • カルロス・オリヴェイラ(オデッド・フェール)…U.B.C.S.の隊長
  • ティモシー・ケイン少佐(トーマス・クレッチマン)…アンブレラ社のラクーンシティ隔離部隊指揮官及びCSA少佐
  • ペイトン・ウェルズ(ラズ・アドティ)…S.T.A.R.S.の黒人の隊員、ジルの同僚・戦友
  • テリ・モラレス(サンドリーヌ・ホルト)…ニュースキャスター


▶ ジル役、イギリスで賞を受賞

ジルを演じたシエンナは、役作りにおいてゲームのジルの動きを事細かく研究し、演技で実践した。その評判は高く、ゲームシリーズの大ファンだったミラを唸らせたほか、映画版に対して否定的だったゲームファンからも「容姿を含め、ゲームから飛び出した本物のジル」と絶賛された。その結果、主役のアリスよりもジルの方が人気を得ることになった。本作でシエンナは英国でいくつか受賞をしている。



《スタッフ》

  • 監督:アレクサンダー・ウィット
  • 脚本・製作:ポール・W・S・アンダーソン
  • 製作:ジェレミー・ボルト、ドン・カーモディ
  • 製作総指揮:ベルント・アイヒンガー、サミュエル・ハディダ、ヴィクター・ハディダ、ロバート・クルツァー
  • 音楽:ジェフ・ダナ
  • 撮影:クリスチャン・セバルト、デレク・ロジャース
  • 編集:エディ・ハミルトン



《予告編》

(YouTube/YouTube ムービー)



《未公開シーン》

(YouTube/カット☆ハンタ)



《NGシーン》

※ 日本語字幕はありません。雰囲気だけでも楽しんでください。

(YouTube/FilmIsNow Movie Bloopers & Extras)



《撮影秘話とトリビア》

※ 出典:Wikipedia

▶ サブタイトル「アポカリプス」

サブタイトルの『アポカリプス』は、『黙示録』の意味。これはキリスト教の場合、アポカリプス=世界の破滅とイエス・キリストの再来を謳ったものであり、聖書からの出典です。


▶ ゲームの世界観

作品の世界観や設定の一部を取り入れただけのオリジナルストーリーだった『I』とは違い、ゲームの主要人物を登場させるなど、ゲーム世界との融合が大きなテーマとなっているが、依然として映画版の独自要素は強い。本作では特に『バイオハザード3 LAST ESCAPE』の世界観や要素とリンクした形を取っており、原作主人公の1人ジル・バレンタインやその仲間カルロス・オリヴェイラ、映画オリジナルのスリ犯、ロイド・ジェファーソン・ウェイド(通称L,J,)クリーチャーの追跡者(ネメシス)等が登場しているが、共通しているのは名前のみで、設定には多少の相違が見られる。


▶ ゲームのオマージュ

時系列的には『3』の後に当たる『バイオハザード CODE:Veronica』(以降、『CV』)からのオマージュも存在する。

アンジェラとチャールズの親子の苗字は、『CV』に登場する敵であるアルフレッドとアレクシアの兄妹と同じ「アシュフォード(Ashford)」である。

また、アンデッド(ゾンビ)の大群によってラクーンシティ警察署(以降、「R.P.D.」)の警官達やアンブレラ社特殊部隊(以降、「U.B.C.S.」)の隊員達が全滅していくシーンは『3』のオープニング映像、終盤におけるアリスのアクションシーンは『CV』のオープニング映像におけるクレア・レッドフィールドのそれと似た演出となっている(「ガラス越しに攻撃ヘリコプターから放たれた機銃の掃射を、走りながらかわす」や「降伏のフリをして手から落とした拳銃を、地面に着く直前に拾って発砲する」シーンなど)。


▶ ロケ地

舞台となるラクーンシティはカナダのトロントで撮影された。これは撮影前の1年前トロントでサーズが流行し、映画のロケ地として使う別の映画の撮影グループがいなかったことと、原作のラクーンシティの街並みとのイメージが合致したことにより、ロケ地に選ばれた。しかし、夜の撮影が大半を占めていた為、銃声や爆発音による近所迷惑等を考慮しながら撮影することとなった。

アンブレラ社の研究所のロケ地には、トロント市庁舎のツインタワービルが使用されている。


▶ 撮影秘話

アリスがビルから垂直に駆け下りるシーンは、ミラ本人がビルを駆け下ったのは地上25m地点からで、屋上から25mまでの撮影は女性スタントマンが行った。この時、体がビルの壁面から離れないようにする為に別のワイヤーで体を固定して撮影を行った。その後、デジタル処理で体と壁面を繋いでいたワイヤーを消している。


▶ アクション・スタント

因みにスタントマンがやるという話が出た際、ミラ本人は「怖くないし、自分でやりたい」と屋上から駆け下るのを猛烈に要望したが、結局監督の説得で25mからの駆け下りを行う事で本人は不満ながらも承諾した。しかし、実際にミラが25mを駆け下りたところ恐怖で足がすくんでしまったと語っている。

また、アリスへのヘリからの機銃掃射を逃げるシーンや、ネメシスのロケットランチャーをジャンプして避けて砲弾がパトカーに直撃するシーン、ガラス窓やガラス戸を突き破って進入するシーンを演じたのも、前述と同じスタントマンで、ヘリの機銃掃射を逃げるシーンではガラスの割れていく通路の中を走る映像をスタントマンが演じ、後で撮影スタジオ内のブルーバックスクリーンにて女性スタントマンの走ったコースと同じ曲線を走るミラを撮影、それらをデジタル合成でスタントマンの顔をミラの顔に挿げ替えている。

アリスがネメシスに向かって発砲しながら接近し、木箱を踏み台にして飛びかかるシーンでは、最初は木箱の上で止まって銃を撃ち続けるという内容だった。しかし練習でミラが行った際、走っていた時の勢いが付いていた為に木箱から転落、失神するアクシデントが起きた為、木箱からジャンプしてネメシスに飛びかかるという内容に変更された。


▶ 主演女性2人の大変さに、男性陣ぐうの音も出ず!?

冒頭に異常気象の猛暑だとテリが担当するニュースで語られている。これはアリスやジルの衣装を薄着でセクシーなものにするためのミラのアイディア。しかし、撮影時は非常に寒く、物語の設定上屋外で夜間の撮影が多かったため女性ヒロイン2人はとても大変だった。そのため男性陣は皆寒くても文句は言えなかったという。


▶ NGシーンの犯人!?

では台詞や動きを忘れるものも多かったが、大半がL.J.役マイク・エップスのアドリブでミラやシエンナらが爆笑してしまったことによる。


▶ ゾンビの体当たり演技に、シェンナびっくり!

アリス達が墓地でゾンビの襲撃を受け、格闘で迎撃するシーンでジルに殴られるゾンビ役をしたエキストラが勢い余って墓石に頭をぶつけてしまった。この時、シエンナは驚くあまり口を両手で隠していた。(←メイキングかNGシーン?)


▶ 本編に写り込んじゃった人影!?

カルロス達がアンブレラ社のヘリから投下されたネメシス用の装備を発見する直前にヘリに向かって手を振るシーンでは、背景の建物の少し手前に長髪の人物が立っており、画面外へ移動する。また、その直後も奥の方で右手に向かって歩いて行く男性が明確に写り込んでいる。(←ゾンビ?)(BDで見るとゾンビ)


▶ 撮影中、ミラがフジテレビにVTR出演

ミラは撮影の休憩中、フジテレビのテレビ番組『トリビアの泉』の取材を15分ほど受けており、VTRに登場もした。


▶ ネメシス、銃声が大きすぎて耳鳴り

ネメシス役のマシューが銃器を放つシーンを最初に撮ったのは、警察署内の廊下を逃げるアリスにガトリングガンを放つシーンだったが、外見では判断できないほどのガトリングガンの反動に押し負けてマシューがふらつき、更に銃声の大きさで耳鳴りを起こして発砲後にマシューが自身の耳を叩く姿がメイキング映像に収められている。


▶ ラストシーン

ラストでのアリスとネメシスの対決シーンでネメシスが鉄柱の鉄板を武器として剥がし取るシーンで、ちぎれた鉄柱の鉄板の先端の向きが対決中に横向きから縦向きに変わっている。(本編にて確認)



《鑑賞する》

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▶ 配信サービス

TSUTAYAやアマゾンPrimeVideoなど、有料もしくは無料(見放題)で視聴可能なほか、ダウンロード(購入)もできますよ。 YouTubeでも300円から視聴できます。

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《レビュー》

爆発や攻撃の中、逃げる戦うのミラ・ジョボビッチがまたまたカッコイイ! 大迫力でハラハラさせられます。前回アリスと良い感じになったかと思いきや白装束の集団にお互い連れていかれてしまい、離れ離れになったマット。その後の彼の変貌にアリスが気づき悲しむシーンは、視聴者側も共感しました。そして、最後の最後で正気に戻ったマットが犠牲を払うシーンも切なかったですね。

まだまだ続くシリーズが楽しみになるような、盛り上がるアクション映画です。


▶ 前作と次作の記事


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というわけで、

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。


ぜひ「バイオハザードⅡ:アポカリプス」を観てみてくださいね。

コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~


その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。


ではまた!


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ShigaNonサイト提供|シナリオ・センター出身ライター・志賀内のぞ美のブログ「エンタメ・クーリア」です。映画・ドラマを毎朝8:00に1作品紹介!基本的な作品情報や視聴方法だけでなく、メイキングやNG映像、キャストの私生活などもまとめています。

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