ミニブタが食べられないために牧羊豚になるお話で、動物たちがしゃべる映画です。第68回アカデミー賞で作品賞、監督賞など7部門でノミネートされ、アカデミー視覚効果賞を受賞した作品ですよ。本作は1995年に製作され、1998年には続編「ベイブ 都会へ行く」があります。
《基本情報》
- タイトル:ベイブ(原題:Babe)
- 製作:アメリカ・オーストラリア/公開:1995年(国内公開:1996年3月)
- 上映時間:92分
- 配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
《あらすじ》
子豚のベイブは、農村で行われた「子豚の体重当てコンテスト」の景品として、無口で実直な老農場主アーサー・ホゲットに貰われる。
農場には羊を中心とする多くの家畜がおり、2匹の牧羊犬がリーダー的な存在だった。牧羊犬のレックスは、かつて牧羊犬コンテストの直前に豪雨の中、羊を助けようとして体を壊し捻くれてしまった。一方、彼のパートナーであるフライは愛情深く、ベイブの面倒を見てくれた。アヒルのフェルナンドはお調子者で、ベイブの友達になった。
ところが、ベイブは、ホゲット家のペットである意地悪な猫ダッチェスに「豚は食べられる運命」と言われショックを受ける。フライを「ママ」と呼ぶようになり、"牧羊犬"の仕事に興味を持つ。
ある朝、ベイブが上手に鶏を色別に整列させている光景を目撃したアーサーは、ベイブを牧羊豚として、「牧羊犬コンテスト」に出場させようと決意する。
《キャスト》
- ベイブ(クリスティーン・カヴァナー)…子豚、アーサーの牧場で飼われ牧羊ブタに
- アーサー・ホゲット(ジェームズ・クロムウェル)…ベイブの飼い主となった牧場主
- エズメ・ホゲット マグダ・ズバンスキー)…アーサーの妻、当初ベイブを食べる気でいた
- フライ(ミリアム・マーゴリーズ)…メスのボーダーコリー、牧羊犬、ベイブの母的存在
- レックス(ヒューゴ・ウィーヴィング)…オスのボーダーコリー、牧羊犬、堅物
- フェルディナンド(ダニー・マン)…お調子者のアヒル
- メー(ミリアム・フリン)…老羊、ベイブに優しくしてくれるおばちゃん羊
- ダッチェス(ルーシー・テイラー)…ホゲット家のペット、意地悪
- ナレーター(ロスコー・リー・ブラウン)
《スタッフ》
- 監督・脚本:クリス・ヌーナン
- 脚本・製作:ジョージ・ミラー
- 原作:ディック・キング=スミス『The Sheep-Pig(英語版)』
- 製作 ダグ・ミッチェル、ビル・ミラー
- 音楽:ナイジェル・ウェストレイク
- 主題歌:Mice『If I Had Words』
- 撮影:アンドリュー・レスニー
- 編集:マーカス・ダルシー、ジェイ・フリードキン
《予告編》
※ 公式の予告編は英語版(日本語字幕なし)です。
(YouTube/Movieclips Classic Trailers)
▶ 日本語吹き替え版予告(本編冒頭シーン)
(YouTube/YouTube ムービー)
《撮影秘話》
▶ 本作の影響でヴィーガン急増!
本作で豚の可愛さを世に知らしめ、「豚肉」になりたくないというベイブの葛藤を描いたことで、動物の知的・情緒的・社会的存在として多くの人々に影響を与えています。上映当時、全国の活動家が豚の屠殺の悲惨さを訴えるビラを配っています。また、若者の間で菜食主義の形成にも影響が及び、アーサー役のクロムウェルはヴィーガン(絶対菜食主義者)になりました。
▶ ベイブは200匹以上いた!?
ベイブは生後1ヶ月ほどの子豚です。映画を撮影しているとみるみる大きくなってしますため、ベイブ役の子豚は200匹以上使われたといわれています。しかし実際は、撮影ではベイブ役48匹で、その後のイベント出演した子豚も合わせると200匹以上なのだそうです。また、他の動物は、56名の飼育員が1,000匹あまりいたのだとか。
※ 観覧注意! 以下の文章、少々ショッキングです。
そして、成長し役割を終えたベイブや他の動物達は"本来の仕事"に戻りました。つまり、農場や動物園に戻り、家畜の子達は食べられてしまったということですね(+_+)
《鑑賞する》
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《レビュー》
子豚のベイブがとにかく可愛いです。子供の頃に観て、今観ても癒される大好きな映画です。ベイブ以外の愉快な動物たちも見どころです。
アーサー・ホゲット役の俳優さんは、よく映画で見かける大御所ですが、私の中では「ベイブのご主人!」というイメージが未だに強く残っています。
また、日本語吹き替え版でしか観た事がなかったので、英語版の動物たちの声を知りませんでした。牧羊犬レックスの声は、映画「マトリックス」や「ロード・オブ・ザ・リング」などで知られるヒューゴ・ウィーヴィングだったんですね。
本作は"クリスマス"が出てくるので、このタイミングでの紹介は少し季節外れですが、続編の「ベイブ/都会へ行く」の紹介を考えていたので、本記事に至りました。
▶ 続編「ベイブ/都会へ行く」の記事
というわけで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ「ベイブ」を観てみてくださいね。
コメント欄にて、この映画の感想もお待ちしてます(^.^)/~~~
その他、作品のリクエストもコメントや問い合わせフォームから受け付けますよ。
ではまた!
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